カレーの本場であるインドの首都ニューデリー近郊のグルガオンに3日、「カレーハウスCoCo壱番屋」のインド1号店がオープンした。日本の味をそのまま提供する。運営会社の壱番屋(本社・愛知県一宮市)とタッグを組むインド三井物産の野村保・流通事業部長は「日本のカレーは英国から伝わり独自の発展を遂げたが、インド人にとっても親しみのある味だ。新しい日本食として好まれると思う」と期待する。 現地の宗教事情を考慮して牛肉と豚肉は提供しないが、ルーは日本から輸送し、コメも米国産のジャポニカ米を使用する。一方、トッピングではマトンやモモ(チベット風ギョーザ)などインド人になじみの味も用意する。客単価は550ルピー(約770円)程度を想定している。
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