(前回の続きですが・・・) initrd/linuxrc で mount -t tmpfs tmpfs /lib などとやってるうちに、「面倒だからいっそのこと全部メモリ上に置いてしまえばいいのでは?」と思い立ちました。ただし、さすがにWebサーバをオンメモリで動かすのは容量的に厳しそうなので、とりあえず手始めに「FW兼負荷分散器兼ルータマシン」をディスクレス化してみることにしました。 KLabのシステムでは、FWやルータをLinuxで構成する風習(?)があり、負荷分散もLVSで実装しています。DSASでは「どのマシンが壊れても他のマシンで代替えが可能」という特徴を維持しているので、故障したからといって特に慌てる必要はないのですが、とはいっても「ディスクをほとんど使わなくても運用できるはずのマシンのディスク障害に手間をかけなければならない状況」というのは精神衛生上あまりよろしくありません。
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