お知らせ 第4回ツギクル小説大賞で、当サイトの作品「夢幻の旅」が奨励賞を受賞しました。 管理人:Inazuma Ramone 高校三年生の夏休み、お盆直前に山の向こうに飛行機が落ち大惨事になった。 隣の県の、我が県との県境にあるふたつ隣の街の学校の校舎や体育館が遺体収容場所になり、うちの方まで大パニック、ふたつ隣の街は、住民や市内の会社へ行く人以外、街にすら入れないような状態である。 俺が高校生の頃は、誕生日が夏休み前の奴は合宿免許などを使い、夏休みに車の免許を取得する奴がおり、俺の友達には、夏休み前に免許を取得してしまった奴までいて、俺もそいつらの車に同乗し、夏休みは勉強そっちのけでドライブ三昧、海へ行ったり山へ行ったり遊びまわっていた。 不謹慎にも飛行機が落ちた三日後に様子を見に行ってみようとして、県境で群馬県警の警察官に怒鳴られて引き返したのを覚えている。 お盆も終わり、夏休みもあと