以前ネットで愛読していた日記があったが、5〜6年前にぷっつり更新が途絶えてしまった。違う場所であらたに始めたのかもしれないが知るすべもなく、幸いそのサイトは公開されたまま(というか放置されたまま)だったので、桜の季節には春の日記を読み返し、雪の降る夜には冬の日記を読み返した。日記のなかで彼女が読んでいる本と、今自分が読んでいる本がシンクロして、おっと思ったり。何度読んでも面白かった。今でも読み返す。もし紙の本だったらボロボロになっていたかもしれない。 ところが先日あるキーワードを検索中、偶然Twitter上に彼女を見つけた。名前や環境が変わっているが間違いない。彼女だ。生活環境が大きく変化しても、彼女の文章は相変わらず彼女の文章で、それをまた読むことができるのが嬉しかった。何なのだろう、この高揚感は。会ったことも、顔を見たことすらないのに、おそらく30代の女性だろうと思われる(そういう設定