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ブックマーク / business.nikkeibp.co.jp (33)

  • 大震災直後、トップはどう考え行動すべきだったか:日経ビジネスオンライン

    これは全国約1900の医療施設・福祉施設、学校・社員堂向けに、材供給から委託運営までを行っている富士産業の子会社・ニッショク(東京都港区)の常務取締役、佐藤守男さんがメーリングリストに記した言葉だ。メーリングリストには彼と私を含めた100人以上の関東・関西を中心とした中堅中小の経営者仲間が集い、普段から経営上の相談やさまざまなことを書き込んでいる。 3月11日の大地震発生以降、経営者たちは互いと各社の従業員の安否を気遣い、多くのメールがリスト上で飛び交った。今回はその中から、ディザスター(大惨事)にもブレることなく業を全うすることで被災地の支援を続けた経営幹部と、業を全うしながらも、ほかにもできることはないかと奔走した2人の経営者のリアルをご紹介してみたい。 ニッショクの佐藤さんは、大地震発生時間、中国のチンタオ(青島)にいた。現地のホテルで同社主催の商品展示商談会をしていて、日

    大震災直後、トップはどう考え行動すべきだったか:日経ビジネスオンライン
  • 被災者支援、「力になろう」と思っちゃダメ!:日経ビジネスオンライン

    こういう時というのは、何を、どう書いたらいいのか、実に悩む。 実際に被災地にいるのなら、その場で起こっていること、その場の空気、そこで感じることをありのままに書きつづることもできる。 だが、今、私がいるのは被災地ではない。少しばかりの募金をしたり、できる限りの節電をしたり、必要最低限のものしか買わないようにしたりと、今、できることを、可能な限りやってはいるが、それだけでしかない。 温かいご飯をべ、暖かい寝床で寝ているくせに、「被災者のために〇×すべきだ!」などと、勝手な思い込みで発信することはやりたくない。だって、それはある意味、偽善であり、おごりじゃないかと思うからだ。 であればとばかりに、「被災者の方たちが少しでも元気になる原稿を!」と願ったところで、実際に被災している多くの方たちが、このコラムを読める環境にあるとは到底思えない。 もどかしい。でも、何かやりたい。自分なりに。今できる

    被災者支援、「力になろう」と思っちゃダメ!:日経ビジネスオンライン
  • 巨大地震の経済的影響をどう考えるか:日経ビジネスオンライン

    2011年3月11日に東日沿岸地域を襲った巨大地震と大津波は、今後日経済全体に大きな影響を及ぼすことになる。日経済を襲った戦後最大級の経済的ショックである。その全容はこれから現れてくることになるのだが、ここでは、1995年の阪神・淡路大震災の経験なども踏まえて、影響の及ぶ経路や順番、必要となる対応などについて、現段階で考えられる範囲のことを述べてみたい。 なお、以下では人命、負傷など人間そのものへの被害については触れない。これは、「経済的に重要ではないから」ではなく、「経済的影響という次元を超えた大きな問題だから」である。 今回のような大災害の影響を考える時重要なことは、「フローとストック」「短期と長期」の区別である。「フロー」は、支出、生産、所得など、日々流れている経済活動を表す概念で、日頃目にしている経済成長率などの多くはフローの変数である。一方「ストック」は、ある時点での存在量

    巨大地震の経済的影響をどう考えるか:日経ビジネスオンライン
    bonvoyage4649
    bonvoyage4649 2011/03/23
    縦割りピラミッド型組織では対応しきれない、大災害が誘発する異常事態に対して、この記事でソーシャルキャピタルと言われているものが今も有効に働いているはずだ。
  • 原子力保安院密着ルポ 「伝言ゲームの参加者が多すぎる」:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 大震災発生の翌朝から危機的な状態に陥った東京電力の福島第一原子力発電所。 地震発生から5日目の3月15日、政府は東京電力との統合連絡部を東電社内に設置した。 だが、遅きに失したのは明らかだ。記者は1号機で水素爆発が起きた12日から、規制・監督当局である原子力安全・保安院で取材を開始。事態が進展する中、逆に事態解決に向けた主導者の不在から官邸、保安院、東電という三者の間で危機管理のタガが次第に外れていくのを感じた。 3月12日15時36分。1号機で水素爆発が発生したとの速報をテレビが流した。 詳しい情報を得るために向かったのは、経済産業省別館の3階にある原子力安全・保安院(以下保安院)のフロアだ。 すでに電灯を自主的に消してあり、暗い建物の

    原子力保安院密着ルポ 「伝言ゲームの参加者が多すぎる」:日経ビジネスオンライン
  • 「失敗したくない…」と部下の手柄を横取りした男の末路:日経ビジネスオンライン

    いったい世の中のいかほどの人が、清廉潔白だと胸を張れるのだろうか? 「生まれてこの方、私は1度たりともインチキをしたことはない」と豪語し、「絶対に不正はしたことはないし、これからも絶対にしない」と言い切れるのか? 私は残念ながら、「今まで、1回もインチキをしたことはありません。清廉潔白を貫き通してきました」と胸を張れる自信はない。 かといって、「はい、実はあの時……」と明確に答えられるような不正をしたことがあるわけでもない。小さいインチキはあったかもしれないし、なかったかもしれない、というのが正直な答えだ。 大相撲の八百長問題。予備校生のカンニング──。 悪いことは悪い。やってはいけないことはやってはいけない。そんなことは分かっている。でも、あの異常なまでに過熱した報道ぶりは何なのだろう。あそこまで“犯人”たちを追い詰められるほど、世の中の人は果たして清廉潔白なのだろうか。 もし、この取り

    「失敗したくない…」と部下の手柄を横取りした男の末路:日経ビジネスオンライン
  • 「もう無理」と言い残して“逃げた”45歳の本音 現代を生き抜くために必要なアントノフスキーのSOC理論:日経ビジネスオンライン

    「もう、無理」――。 そう言って逃げ出したくなるほど追い詰められることは誰にでもある。だが、“普通”は、逃げ出したくても逃げ出さず、何とか耐える。 だって、逃げればその仕事を誰かが代わってやることになるし、周りに迷惑をかけることになる。それ以上に、逃げた後、のことを考えたら、そうそう逃げることはできない、からだ。 ところが、“彼”は、逃げ出した。すべてを放り出して……。 「もう、僕には無理です」と言い残して、家に帰ってしまったのである。 締め切り直前に自ら逃げ出した業界誌記者 これまでインタビューさせていただいた中で、幾度となく、「いつも通りに会社に行こうと思ったのに、行けなくなってしまった」経験を持つ方に出会ったことはあった。 ・朝、家を出ようとしたら、原因不明の吐き気に襲われ、それ以来、出社できなくなった ・いつも通りに通勤電車に乗っていたが、突然、息苦しくなって行けなくなった ・会社

    「もう無理」と言い残して“逃げた”45歳の本音 現代を生き抜くために必要なアントノフスキーのSOC理論:日経ビジネスオンライン
  • エジプト革命、必要だったのはオバマよりグーグル:日経ビジネスオンライン

    「エジプト国民へ、日曜は仕事にもどろう。これまでにないくらいがむしゃらに働いて、エジプトが発展した国になるように手助けしよう」 エジプト、カイロのタハリール広場の大群衆が、ムバラク大統領辞任の知らせに歓喜してから数時間後、ある“つぶやき”がツイッター上で駆け巡った。発言の主は、ワエル・ゴニム氏(30歳)。1月25日から始まった大規模な民主化デモをけん引してきた中心人物である。 彼は一連の反政府デモを「レボリューション2.0」と呼び、フェイスブックやツイッターを駆使して若者を動員してきた。今やエジプトの若者間でヒーロー的な存在となっている。 ゴニム氏は、警察に暴行され昨年6月に死亡した若者の名前を冠したページ「We are all Khaled Said」をフェイスブック内に匿名で立ちあげ、草の根で反政府活動を展開してきた。そのアラビア語のページは現在、約80万人をメンバーとして集めている。

    エジプト革命、必要だったのはオバマよりグーグル:日経ビジネスオンライン
  • 秩序なき“無極化世界”を呼び込む時代の申し子:日経ビジネスオンライン

    「私はチュニジアのベンアリ政権の崩壊に心を痛めている。デモに参加したチュニジア国民はウィキリークスの暴露情報に惑わされたのだ!」 こう述べたのはリビアの最高指導者カダフィー大佐である。 2011年1月14日、大規模な市民によるデモや暴動を受けて、23年間にわたって北アフリカの小国チュニジアを治めてきたベンアリ政権が崩壊した。チュニジアの隣国で、自身すでに40年以上権力の座にあるカダフィー大佐は、ウィキリークスが暴露した公電が、ベンアリ・ファミリーやその政権高官の腐敗を詳細に伝えていたことから、チュニジアの民衆を反ベンアリ政権運動へ駆り立てたのだ、と独自の見方を披露した。 実際にウィキリークスの公開した秘密公電の中には、ロバート・ゴデック駐チュニジア米大使の記した以下のような報告書が含まれていた。 「2009年7月17日:チュニジアの経済・社会政策の進展にもかかわらず、政治的自由に関する実績

    秩序なき“無極化世界”を呼び込む時代の申し子:日経ビジネスオンライン
  • 浅田真央さんは「一発勝負」に臨み「大きな山を越えた」と言った:日経ビジネスオンライン

    2010年の暮れ、ぼくは全日フィギュアスケート選手権大会(以下「全日選手権」)を取材した。場所は長野県にある長野市若里多目的スポーツアリーナ、通称「ビッグハット」。JR長野駅からはバスで10分ほどのところにある、1998年に行われた長野オリンピックではアイスホッケーの会場として使われた場所だ。 ぼくが長野入りしたのは、開会式が行われた12月23日だった。この日まで、全日選手権は世間の大きな注目を集めていた。というのも、昨シーズンのオリンピック銀メダリストで、世界選手権の優勝者でもある浅田真央さんが、今シーズンここまで芳しい成績を残すことができないでいたからだ。このままでは、来年(2011年)3月に控えた世界選手権に、連覇はおろか出場することさえ危ぶまれていた。出場を果たすためには、この大会で優秀な成績を残すことが求められていたのだが、それができるか否かが、この大会の大きな焦点となって

    浅田真央さんは「一発勝負」に臨み「大きな山を越えた」と言った:日経ビジネスオンライン
  • ウィキリークスを作るために生まれた男:日経ビジネスオンライン

    内部告発サイト「ウィキリークス」が世界を震撼させている。世界中の米大使館や領事館からワシントンに送られた外交機密文書が暴露され、米国政府が音で何を考えているのか、どのような情報をどのように分析し、どのような外交を展開していたのか、その外交の「手の内」が明らかになってしまったのである。 米国政府はウィキリークスに対する国際的な包囲網を形成して圧力をかけ、創設者のジュリアン・アサンジは2010年12月7日に英国で逮捕。各国政府や民間企業がウィキリークスの「締め出し」に躍起になる中、ウィキリークスを支持するネットの「反乱勢力」が世界規模でサイバー攻撃を仕掛け、世界で初めて格的な「インターネット戦争」が展開されている。 かつて米国と覇権を争っていたソ連ですらできなかったほどの大打撃を米政府に与えたウィキリークス。ただの一非政府組織が、なぜこれほどまでの力を持つことが出来たのだろうか。 そもそも

    ウィキリークスを作るために生まれた男:日経ビジネスオンライン
  • 劉暁波のノーベル平和賞をめぐるネット上の攻防(前編):日経ビジネスオンライン

    12月10日、ノルウェーの首都オスロでノーベル平和賞の授賞式が開かれた。今年の受賞者である中国の民主活動家で服役中の劉暁波の席は空席のままだった。彼が座るはずだった椅子の上に置かれた賞状とメダルの映像が世界各国のテレビに映し出されていたとき、中国の中央テレビ局(CCTV)は一切この話題に触れなかった。完璧に無視したのである。 受賞者の家族さえ出席を許されないため受取人が居なかった授賞式は、1935年以来、75年ぶりであるという。このときは、ナチス時代の平和運動家オシエツキーが同じく獄中に居た。この事実こそが逆に、中国の「言論の自由」に関する現状を象徴しているとも言えよう。 ノーベル平和賞授賞の発表後、ネット上で始まった激しい劉暁波批判 2008年12月9日に、劉暁波が中心となって起草した「08憲章」がインターネットに出現してからというもの、中国のネット空間では奇妙な攻防が起きている。 「0

    劉暁波のノーベル平和賞をめぐるネット上の攻防(前編):日経ビジネスオンライン
  • 純文学にあって漫画にないものってなんだろう?:日経ビジネスオンライン

    スパルタ教育という言葉がある。 賛否はともかく、この言い回しの意味するところを知らない人はそんなにいないと思う。 が、私が小学生だった頃は、誰も意味を知らなかった。というよりも、「スパルタ教育」という言い方自体が、まだ存在していなかった。一部のインテリ層が使っていた可能性はあるが、われわれのような普通の庶民は聞いたこともなかった。 「スパルタ? 誰だ?」 という感じ。スパルタが古代ギリシアの都市国家名に由来するということすら知らなかった。当時、この種のカタカナを使うのは洋行帰りの知識人に限られていて、そういう連中は「キザなヤツ」と見なされていた。「おそ松くん」に出てくる「イヤミ氏」がその典型だ。下が伸びている。もしかして、赤塚先生にとっては、ナイロンのソックスを履いているというだけで、キザだったのかもしれない。そういえば遠藤周作は「下のクサい文化人」という言い方で、キザな青年をクサして

    純文学にあって漫画にないものってなんだろう?:日経ビジネスオンライン
  • 自分なりの目標を楽しく 70歳が半年でフルマラソン完走:日経ビジネスオンライン

    川越 「走ると何がいいの?」は、よく聞かれる質問です。いろんないいことがありますが、会社員の方にはまず、「ストレス解消になります」とお伝えしています。それから 体脂肪が落ちて体が軽くなり、健康的になる。いいアイデアも浮かびやすくなる。それに、お酒もおいしくなりますよ。 ――指導者の方から「お酒がおいしくなる」という言葉を聞くのは不思議な気がします。走るなら飲むな、と言われるかと思っていました。 川越 オリンピックを目指すわけではなく、楽しく走ることが目標ですから、飲んだっていいんです。ただ、二日酔いの日に走りさえしなければ。一緒に飲んだり走ったりする仲間ができることも、ランニングのいいところです。 ――ランニングは、1人でも楽しめるスポーツという印象がありますが。 川越 その通りです。でも、チームに所属すると、その楽しさがさらに膨らみます。楽しさを共有できるからです。そこには、走る楽しさも

    自分なりの目標を楽しく 70歳が半年でフルマラソン完走:日経ビジネスオンライン
    bonvoyage4649
    bonvoyage4649 2010/12/02
    健康