目まぐるしく変化する社会情勢。そんな時代にこそ、その先を読み、己の信念と緻密な戦略のもと、大胆な決断をくだす賢者たち。人生のさまざまな局面で、彼らは何を考え、どんな選択をしてきたのか。分析機器メーカー、株式会社堀場製作所の選択、堀場厚社長の決断とは? 大学時代 堀場理科の実験とかそういうものが好きでしたし、レンズで遊んだりいろいろしましたけども、そんなこともあって光関係のほうが非常に興味があって、そのレーザーの研究ができるということで、その理学部のほうへ進んだ……。 蟹瀬そうか、レーザーですね。 堀場はい。 蟹瀬なるほど。で、そういう大学時代は勉強以外には何をなさったんですか? 堀場そうですね。私は京都から神戸のほうに通っていましたから、なかなか勉強もそれなりでしたけれども、高校が山城だったものですから、やはりサッカーが非常に、小中も附属でしたのでサッカーが盛んだったんですけども、そんなこ
コンパクトで大容量のデータを記録するメモリーカードの市場で世界的なシェアを誇るのがサンディスク株式会社。代表取締役社長の小池淳義は、日本の半導体産業にチップの生産スピードの向上という大きな改革をもたらした人物でもある。長年技術者として日本の半導体産業を支えてきた小池淳義の決断と選択に迫る。 蟹瀬だけど、中学生でこの免許を取られているわけでしょう?これは、物凄く珍しいのではないかと思うのですけれども。 小池そうですね。当時は、国家試験がかなり難しくて、難しい数式なんかを丸暗記致しまして試験に行きますと、小さな中学生が入ってきたというので随分驚かれたという記憶がございます。 物作りへの関心が強かった小池。1972年、早稲田大学理工学部に入学、さらに大学院(早稲田大学理工学研究科)へと進む。 蟹瀬ここから僕が面白いなと思うのは、スポーツも相当入れ込まれたと。 小池そうですね。スポーツを子供の頃は
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