スマホが登場してから10年がすぎ、当初は1,500mAh程度だったバッテリーも3,000mAhを優に超えてきました。 そうなると従来の10W未満の出力では充電に時間がかかり過ぎてしまいます。 その解決策として、2013年に登場したQualcommの「Quick Charge 1.0」を筆頭に出力の高い急速充電が登場! しかし、複数の急速充電やUSBの規格が誕生したことで、非常にわかりにくいのが現状です。 ということで、今回は「Quick Charge」や「USB-PD」など複数の規格が乱立する急速充電の仕組みや規格を徹底解説していきます! 急速充電とは? そもそも急速充電とは、ざっくり言ってしまうと通常の充電より多くの電力を流すことでより速く充電する仕組みです。 上記の画像の用に電力[W/ワット]とは、電圧[V/ボルト]と電流[A/アンペア]を掛けた結果です。 つまり流す電圧[V/ボルト]