2008年2月7日新宿にて、『PLANETS vol.4』が好評発売中の「第二次惑星開発委員会」を主宰している評論家、宇野常寛さんのロングインタビューを行いました。「惑星開発委員会」の成り立ち、論争を起している「ゼロ年代の想像力」(『SFマガジン』連載中)の背景にあるもの、そしてケータイ小説論、サブカル評論の現在まで、ここでしか読めない宇野常寛さんの発言が盛りだくさんのインタビューとなっております ■プロローグ 歌舞伎町の飲み屋から 荻上:今日は新宿、歌舞伎町の飲み屋からお伝えしてます。ということで、『PLANETS vol.4』発売、おめでとうございます! それから、『SFマガジン』での連載「ゼロ年代の想像力」も好調で、話題になっていますね。 宇野:ありがとうございます。 荻上:今日はそんな宇野さんに色々聞いてみたいと思います。個人的には、後日簡単に発表すると告知されてからさっぱり更新さ
東浩紀さんのブログの記事に引っ張られて、濱野智史氏の「恋空」論(3)を読んできました。このブログの読者ならおわかりのとおり、僕は現代文化を「神話的操作」のシステムとして読むことをずっと提案しているわけですが、濱野さんのエントリーはまさに『恋空』をケータイ的な「操作ログ」の集合として扱っている。共感するところ大でした。 ところで、濱野さんは後半で、東浩紀さんの言う「ゲーム的リアリズム」とケータイ小説の「操作ログ的リアリズム」を分けています。ただ、僕の印象だと、ゲームとケータイというのは必ずしも対立するものではない。むしろゲームもケータイも、同じ現象の二つの枝分かれとして読める側面があります。それはまさに、前回のエントリーで説明した「神話」の問題です。 いきなり些末な世代論になるかもしれませんが、たぶん濱野さんや僕の世代(80年前後生まれ)は、物心ついた段階で「遊ぶこと≒テレビゲームするこ
ひとりで作るネットサービス【最終回】: Webサービス発ラジコン経由――iPhoneアプリ「TwitCasting」にたどり着いた赤松さん モイ! という合図が特徴的なiPhoneアプリ「TwitCasting」の開発者である赤松さん。元々は「あとで読む」や「フレッシュミーティング」の作者でもある。紆余曲折を経てたどり着いたiPhoneアプリの開発に迫る。(05/14) ひとりで作るネットサービス: データ蓄積=コミュニケーション!? 「テレビジン」で視聴率じゃない指標を――福田さん 元々部活動のWebサイトを作るような高校生だった福田さん。今では2ちゃんねるの書き込みから「笑い」を可視化する「テレビジン」をオープンした。「従来までの視聴率に代わる新しい指標が導き出せないか、いろいろ考えています」という福田さんに話を聞いた。(03/12) ひとりで作るネットサービス: ただしイケメンに限…
病気や飢餓から子供を保護することを目指す国際援助団体Save the Childrenは英国で2月18日、チャリティー用のWebサイト「Kroo Bay」とテキストメッセージキャンペーンを立ち上げた。 テキストメッセージキャンペーンは、水や食糧、毛布など、世界中の子供たちが必要としている物資を供給することが目的。81819番にテキストメッセージを送信することで、寄付を行うことができる。例えば「NUT」というメッセージを送信すると、栄養失調の子供たちにピーナッツペーストを提供するための1.5ポンドを、「BLANKET」を送信すると、毛布を提供するための5ポンドを寄付することになる。 Kroo Bayは、アフリカ西部シエラレオネ共和国の1地域で、子供の4人に1人が5歳の誕生日を迎えることなく死亡する「世界で最も子供が生き抜くのが難しい場所」だという。「Kroo Bay」サイトには、同地域の生活
【番外編】「高校生がもっと出てきてほしい」――「ねみんぐ!」を作った現役高校生3人組からのエール:ひとりで作るネットサービス(1/3 ページ) 「ねみんぐ!」というネットサービスを作ったのはなんと現役の高校生。熊本在住の草野さん、東京在住の安野さん、三重在住の倉世古さんが勉強の合間に作り上げた。“現役高校生”しながら「ねみんぐ!」を作り出した経緯についてアツく語ってくれた。 「ひとりでつくるネットサービス」第22回は番外編として、現役高校生3人がつくっている「ねみんぐ!」を取り上げる。「ねみんぐ!」は画像をアップロードするとユニークな名前を付けてくれるというサービスだ。プログラミングコンテストで出会った、遠隔地に住む3人。彼らがネットサービスを作り上げるに至った経緯はどういったものだったろうか。 3本の糸を結ぶ、運命のスピーチ 「国民全員にプログラミングの楽しさを知ってもらいたいと思ってい
『恋空』を読む(番外編):宮台真司を読む ― 繋がりの《恒常性》と《偶発性》について 久々の更新です。最後に更新したのが今年の2月なので、実に半年以上もサボってしまったことになります……申し訳ありません。今後もマイペースで「情報環境研究ノート」の更新を続けていきたいと思いますので、よろしくお願いします。まず、連載再開にあたって、2点ほどご連絡を。 2008年09月12日 16:00 『恋空』を読む(3):果たしてそれは「脊髄反射」的なのか――「操作ログ的リアリズム」の読解 『恋空』においては、「内面」の《深さ》のようなものは描かれていないけれども、「操作ログ」の《緻密さ》のようなものが刻まれている。ひたすらにケータイというメディアにどう接触し、操作し、判断し、選択したのかに関する「操作ログ」を描くものである、というように。 2008年02月14日 10:00 『恋空』を読む(2):ケータイ
ソーシャルネットの焦点、データポータビリティ 英語圏のソーシャルネットワークでは、複数のサービス間でのユーザー情報の共有を可能にする「データポータビリティ」を巡って激しい競争が始まっている。ユーザー囲い込みにおいても、グーグルのプラットフォーム戦略は特徴的だ。 2008年05月27日 08:00 イノベーションを引き起こすマジックミドル圏域の生み出し方 ロングテールの集合体が一定の最大公約数的なコミュニティを形成し、つまりはマジックミドル的な圏域が生み出されることによって、それがイノベーションを生み出す原動力になる。それは、どのように形成されるのだろう。 2008年03月18日 11:00 来るべきWeb3.0の世界 Web2.0で情報がどんどん拡散していった世界では、その拡散していく情報の場を司っていたプラットフォーム企業が、情報を握っていた。しかし来るべきWeb3.0の世界では、情報は
「最低2~3年はいる」。そう言って日本を出、米国シリコンバレーに飛び込んだはてなの近藤淳也社長が、1年半で日本に帰ってきた。この4月、はてなは本社を東京から、創業の地・京都に移す。 米国でやり残したことは、たくさんある。それでも日本に戻ると決めた。日本の京都から、世界に通用するネットサービスを作りたい。任天堂が京都から世界に、「Wii」を送り出したように。 米国では「これから」だったが…… 2006年7月、米国シリコンバレーに設立した子会社Hatena.Inc。オフィスを構え、近藤社長は妻の令子さん、開発スタッフと3人で、現地に移り住んだ。 第一線のWebエンジニアが賞賛しあい高めあう、シリコンバレーが好きだった。渡米した直後に参加した、Webアプリのイベント「Future of Web Application」。「digg」や「WordPress」開発者がヒーロー扱いされるのを目の当たり
Webマーケティングガイドでは、モバイルインターネット調査会社のネットエイジアリサーチと共同調査のもと、モバイル動画やワンセグに関する調査を行った。 これまで、第2回モバイル動画に関する調査(上)と第2回モバイル動画に関する調査(下)の2回にわたりモバイルでのモバイル動画に関する利用実態を明らかにしてきた。2回の調査からは、モバイル動画の普及は進んでいるものの、検索結果に対するユーザーの不満も存在している事がわかった。 今回の特別編では、モバイル動画の利用状況や視聴ジャンルなどについて男女の違いに焦点を当てていく。 ≪調査結果サマリー≫ モバイル動画の利用率、女性の61.6%が男性の53.6%を上回る ワンセグにおいては、男性が39.9%、女性が32.5%と、男性が女性を上回る モバイル動画の視聴ジャンル、男性は「ドラマ」や「ニュース」「お笑い」。女性は「音楽」の利用が比較的多い 男性は「
ハッカーに憧れちゃう子供たちが知っておくべき有名ハッカー5人 先日、こんなニュースがありました。 上海の小学生、4割以上が「ハッカー崇拝」 中国語で「ハッカー」は黒客(ヘイクー)と言うのだと電脳コイルで言ってましたし、この記事でもやはり「黒いもの」、つまり犯罪者扱いですね。 一般的な認識でも「ハッカー」というと他人のコンピュータに侵入する人という意味で記憶されてるようです。 しかし、本物のハッカーたちの間では、そういう意味では使われてません。 さて、本物のハッカーはどういう意味で「ハック」や「ハッカー」という言葉を使うのでしょうか? そして本物のハッカーとはいったいどんな人たちなのでしょうか? ちょうど出しそびれていた本物のハッカー5人を紹介する記事がありましたので、それとあわせてご紹介します。 「ハッカー」とは、もちろん「ハック」する人のことです。さて、「ハック」とはなんでしょうか? こ
この日記もすっかり更新を途絶えさせてしまっていました。11月から約3ヶ月。日記に書けない色んなことが、私の身の回りで起こったため、気持ちの整理がつくまでは、時期がくるまでは日記を書くのはやめよう、と思ってお休みしていました。この日記はパブリックな日記なので、日記とはいっても、単純に日々の雑感を綴っているものではありません。どちらかというと「自分を広報する媒体」のような役割を果たしていると思っているのですが、そうなると、はてなのような変化が大きい変な組織に携わっていたり、jkondoのような変な思想や立場の人間の近くにいたりすると、「いろいろあるけど、まだ今は書けない」ということが多くって、必然的に書けることに制限が生まれてきてしまう。もっとうまい具合に、書けることを選り分けて書いていけばいいのですが、不器用なのでなかなかそれもできない。そのへんが、ウェブで不特定多数に公開する自分の日記をど
「あくまで僕は作り手」と話す第2日本テレビの土屋氏は、インターネットのあり方についてビジネスマンとは違うユニークな考えを持っている。ネットビジネスから2ちゃんねるに至るまで多くを語ってくれた。あの番組の話も……。 第2日本テレビは、2005年10月に始まったインターネット向け映像配信サービスだ。この事業の仕掛け人は、かつてテレビ番組「電波少年」を手掛け、“T部長”“Tプロデューサー”の呼称で有名な土屋敏男氏である。「第2」とは地上波でできないことをやろうとする「アンチ・テレビ」という意味が込められているという。果たしてネットを使って何を実現できたのか、話を聞いた。 ITmedia まずは、「第2日本テレビ」を立ち上げた背景と理由について教えてください 土屋 ちょうど立ち上げた頃に、ライブドアによるニッポン放送の買収提案や、楽天によるTBSの株式取得が大きな話題となりました。それまでインター
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■システムリソースとは? システムリソースの解説は ASCII GLOSSARY や Windowsシステムリソース解説 などを参照するといいでしょう。 このように、システムリソースはウィンドウマネージャ(USER)やグラフィックエンジン(GDI)が内部的に使用するメモリ領域なので、メインメモリ搭載量とは関係ありません。(ときどき、「システムリソースが不足しています。」というメッセージが出るので、メモリを増やしたのですが...。という人がいますが無意味です。)システムリソースの残量は、[スタート]−[プログラム]−[アクセサリ]−[システムツール] の「リソースメーター」で把握することができます。 このメーターを見ればわかりますが、システムリソースとして報告されるのは、GDI リソースと USER リソースの少ない方です。 基本的にプログラムやプロセスを起動すれば、リソースは消費されて
来る3月8日(土)、東京阿佐ヶ谷LoftAでニコニコ動画の「演奏してみたタグ」で活動しているミュージシャンが集まって『ニコニコミュージシャンライブ』が開かれることになった。 ニコニコミュージシャンライブ ワシも「アジテーター」として司会進行で参加する。ヒマなヤツは聴きに来てくれ。ヒマじゃないヤツはヒマ作ってくれ。 きっかけは『エアーマンが倒せない』 去年の夏ごろから、鹿児島在住のギタリスト『町田直哉』と組んで、演奏動画をニコニコ動画にアップしている。 町田直哉の作品 最初は当時ニコニコ動画で流行っていた『エアーマンが倒せない』を直哉がテキトーに弾いてたのを「おい、それ仕上げてニコニコにアップするぞ」ってのがきっかけだ。 (MP3) 今見ると、演奏・撮影・録音・編集・エンコード全てがひどい出来なのだが、それでも未知の分野に飛び込んで、あーでもないこーでもないと試行錯誤するのはとても楽しかった
雑記昨日、ねみんぐ!を一緒に開発したid:Tnzkとid:rosylillyとではてなに遊びにいかせて頂きました!昨日、2月5日に別件で東京に用事があってTnzkとLillyの東京訪問が企画されたわけなんですが、id:rosylillyが、せっかくの東京訪問だから是非はてなに遊びにいきたい!ということで、はてなに『遊びにいきたいです!』的なメールを送ったわけです。こちらはどこの馬の骨ともわからないような高校生なんで断られて当たり前、ダメでもともとみたいな感じで。 そしたらびっくりですよ。是非どうぞ!みたいな感じでOKをもらえることが出来ました。しかも社長のid:jkondoさんとも面会することができてほんとにびっくりしました。 はてな社に行くと、まず会議室に通されて、そこで近藤社長と面談したんですけれど最初の方はもう緊張しすぎで、『あ、写真と同じ顔してる!』とかわけのわからないことを考えて
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