新刊に関するbooklogjpのブックマーク (45)

  • ドラマも最終章突入!『カルテット』シナリオ本、高橋一生ヌードグラビア【Twitterで話題になった本】 | ブクログ通信

    ブクログの公式Twitterでは、平日ほぼ毎日スタッフが気になった新刊や話題のをご紹介しています。その中で、いいねやリツイートなど反響が大きかったをまとめました! 今週は、どんなTwitterで話題になったのでしょうか? 坂元裕二『カルテット』1巻 坂元裕二さん『カルテット』1巻が日発売です。今盛り上がるドラマのシナリオ!ちなみに、3月1日発売の『anan』では、ドラマ版『カルテット』に出演されている高橋一生さんがフィーチャーされており、女子必見です。 https://t.co/RUZaQhhDQH #新刊 #カルテット pic.twitter.com/w1ybBbi3vp — ブクログ 読書管理アプリ (@booklogjp) 2017年3月3日 諸田玲子『今ひとたびの、和泉式部』 「わたくしは恋をしようと思います。たとえ浮かれ女と蔑まされようとも」-謎多き和泉式部の生涯を

    ドラマも最終章突入!『カルテット』シナリオ本、高橋一生ヌードグラビア【Twitterで話題になった本】 | ブクログ通信
  • 『芸人式新聞の読み方』(プチ鹿島)の感想(27レビュー) - ブクログ

    筆者のプチ鹿島さんは、芸人とのこと。 お笑いの人というよりはワイドショーに出ている文化人枠のような感じの人の印象。(実際のお笑いを知らないので) 書いてあることはエンターテイメントであり、教養要素もあり、面白い。 新聞の特性、人格に例えてくれているので理解がしやすい。すこし偏っていて、上から目線の、ゲンダイ師匠など。 新聞は、事実を報道するといっても、それぞれの新聞の立場から、報道される内容は異なっている。新聞を読み比べることで、色々な視点から事実を知ることになり、平坦な印象の事実が、立体的に浮かびあがる。 そして、新聞やテレビが政府と近付くことで批判精神が抜かれる傾向にある事、思想統制に繋がりかねないこと、新聞の役割を週刊誌が担っているのでは?など、現状の分析もジャーナリズムの持つ意義への問題意識として重要。 またネットニュースの持つ新聞ニュースの平板化。どの新聞であれば、こういう報道す

    『芸人式新聞の読み方』(プチ鹿島)の感想(27レビュー) - ブクログ
  • 『ビブリア古書堂の事件手帖』シリーズが完結で1位…!【2017年3月第1週のブクログ週間ランキング発表】 | ブクログ通信

    2017年3月第1週のブクログ週間ランキングを解説付きでお届けします! 今週は、どんなやマンガ、電子書籍がランクインしているでしょうか。 ランキング [2017年3月第1週] ランキングは、三上延さん『ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと果てない舞台~』(KADOKAWA)が首位獲得しました。大人気シリーズの完結編ということで、ブクログのレビューで熱い想いを綴られている方がとても多いです。

    『ビブリア古書堂の事件手帖』シリーズが完結で1位…!【2017年3月第1週のブクログ週間ランキング発表】 | ブクログ通信
  • ビブリア古書堂最新刊、『ぼくの死体をよろしくたのむ』『もうぬげない』【Twitterで話題になった本】 | ブクログ通信

    ブクログの公式Twitterでは、平日ほぼ毎日スタッフが気になった新刊や話題のをご紹介しています。その中で、いいねやリツイートなど反響が大きかったをまとめました! 今週は、どんなTwitterで話題になったのでしょうか? 三上延『ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと果てない舞台~』 三上延さん『ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと果てない舞台~』が日発売です。ついに、完結です…! https://t.co/LwywfDOjqi #新刊 pic.twitter.com/fVuf9A9TpH — ブクログ 読書管理アプリ (@booklogjp) 2017年2月25日 知念実希人『天久鷹央の推理カルテV: 神秘のセラピスト』 度重なる治療でも完治しなかったことで、白血病を患う少女の母は預言者の言葉にすがるようになる…。何が少女を救うのか。知念実希人さん(@MIKITO_77

    ビブリア古書堂最新刊、『ぼくの死体をよろしくたのむ』『もうぬげない』【Twitterで話題になった本】 | ブクログ通信
  • 村上春樹、待望の新作長編小説『騎士団長殺し』が1位!【2017年2月第4週のブクログ週間ランキング発表】 | ブクログ通信

    2017年2月第4週のブクログ週間ランキングを解説付きでお届けします! 今週は、どんなやマンガ、電子書籍がランクインしているでしょうか。 ランキング [2017年2月第4週] ランキングは、村上春樹さん『騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編』(新潮社)が1位を獲得しました。待望の最新長編小説ということで、発売にあわせてカウントダウンイベントが行われたり、0時から販売を開始する書店があったりと、ファンの方々にとって熱い夜になったようです。

    村上春樹、待望の新作長編小説『騎士団長殺し』が1位!【2017年2月第4週のブクログ週間ランキング発表】 | ブクログ通信
  • 『大奥 14 (ヤングアニマルコミックス)』(よしながふみ)の感想(55レビュー) - ブクログ

    史実に残っている家定評がこの作品中にも出てきて 飽く迄も市井の噂であるという設定が非常に面白い。 薩摩の事情を知っている瀧山も賢ければ 大奥の以上を把握している篤姫も賢い。 篤姫と家定の様子を見て、家定の幸せを思い心底喜んでいる正弘が可愛らしかった。 篤姫に対して思う所のある瀧山だが、 石鹸を贈られて素直に感謝できるところ、如何にもだと思う。 桜が咲くのが楽しみだ、と思えたこと 今まで先を楽しみにしたことがなかったのはお労しいが 当に良かった。 あの瀧山がまるでじいやみたいになっているのは気の毒とは言え 事を美味しいと感じ馬に乗って楽しそうな様子はこちらも心温まるものがある。 それだけに正弘の病は悲しかった。 動揺する上様と瀧山は可愛らしく、 カステラを持たせる上様も 正弘の姿を見て思っていたより顔色が良いと嘘をつく瀧山も優しく 悔しくて泣く瀧山、それに対して 「私だって悔しいのだ」と

    『大奥 14 (ヤングアニマルコミックス)』(よしながふみ)の感想(55レビュー) - ブクログ
  • 『ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと果てない舞台~ (メディアワークス文庫)』(三上延)の感想(588レビュー) - ブクログ

    この物語も、いよいよ大詰めです。 佳境に入ってきました。 まず、今までと違って、最初に登場人物表がついています。 そして、相関図まで載っています。 相関図は、栞子さんの家系図と、大輔の家の家系図の二つあります。 栞子さんは自分が、父のライバルの古書店主、久我山尚大の孫であるということを、知ってしまいます。 そして、脇役の坂口夫には男の子誕生。 志田は行方不明。 田中は服役中。 文香は受験生です。 大輔と栞子さんは結婚を前提に付き合っています。 この回では久我山尚大のところで、昔働いていた、舞砂道具展の吉原喜市が登場して、栞子さんに今度は振り市で、シェイクスピアのファクシミリの赤、白、青の三冊の中からファースト・フォリオの物1冊を、中身を見ないで母の智恵子と争ってせり落とすようにという無理難題をふっかけます。 文香の学費が欲しい栞子は受けてたちます。 智恵子は、大輔のことを栞子にとって存

    『ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと果てない舞台~ (メディアワークス文庫)』(三上延)の感想(588レビュー) - ブクログ
  • 恩田陸最新作、もっと仲良くなりたい…猫の気持ちがわかる本!【Twitterで話題になった本】 | ブクログ通信

    ブクログの公式Twitterでは、平日ほぼ毎日スタッフが気になった新刊や話題のをご紹介しています。その中で、いいねやリツイートなど反響が大きかったをまとめました! 今週は、どんなTwitterで話題になったのでしょうか? 恩田陸『終りなき夜に生れつく』 恩田陸さん『終りなき夜に生れつく』が日発売です。『夜の底は柔らかな幻』のスピンオフ短編集です。特殊能力を持って生まれてきた少年たちは、なぜ殺人者となってしまったのか。語られなかった過去がいま、明らかになる…。 https://t.co/hnqhlGSQwt #新刊 #恩田陸 pic.twitter.com/ZBm54f9w4j — ブクログ 読書管理アプリ (@booklogjp) 2017年2月20日 2月18日 方言の日 2月18日は「方言の日」 ニシワキタダシさん、早川卓馬さん『かんさい絵ことば辞典』をおすすめ。関西の言葉

    恩田陸最新作、もっと仲良くなりたい…猫の気持ちがわかる本!【Twitterで話題になった本】 | ブクログ通信
  • 『壁と孔雀(ハヤカワ文庫JA) (ハヤカワ文庫 JA シ 5-2)』(小路幸也)の感想(8レビュー) - ブクログ

    小路幸也のならではの味を貫いてほしかった。 作者人が希望したのか、出版社の依頼なのか、ともかくミステリーやハードボイルドを描こうとしているのは分かるが、全然そんな風になってない(と俺は思う) そもそも、この小説一番の読ませどころになってるはずの、少年が座敷牢に暮らす伏線なんて、ほったらかしやわ矛盾してるわ。自由に出入りできる座敷牢に暮らす血色のいい少年なんて伏線になるか! それ以外の伏線回収も荒っぽさが目立つ。オーラスどんでん返しのつもりだろうが、主人公の回想シーンにすぎなくて「えーようにも悪いようにも取れる、解釈は読み手のご自由」ってな放り出し方に見える。解釈自由は鬼手やなぁと思った次第。 小路さんらしい優しい小説で、楽しめないことはないのだが、読み終わった後になんともケツの座りが悪い残念な気持ちがした。

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  • 『腐男子社長 (ピクシブエッセイ)』(カエリ鯛)の感想(39レビュー) - ブクログ

    作者さんとハイスペックなインテリ社長が繰り広げる、BLウンチクがてんこ盛りの一冊でした。 腐女子はいろんなところで大いに共感することまちがいナシです。笑った~! pixivでの連載は読んでいなかったので、真っ白状態で手に取ったんですが、エピソードがピンポイントですごくいいところ突いてきて、どれも頷けるし面白かったです。 社長がほんとにガチで腐男子で(笑)、尊敬するしかなかったですw パスワードヒントの二人のやりとりに大爆笑。 ガチャの確率真剣に考える姿がカッコよすぎで…! コンパニオンの裏稼業をお手伝いしちゃう話も、抱腹絶倒でした。 そして古代から脈々と受け継がれているBL歴史… あんな偉人やこんな有名人まで、そうだったのね? 藤原孝標女…好き…友達になりたい… 間違っていないと確信した自分の妄想…ヲタバレの恐ろしさ… などなど、感慨深くさせられる作品でした。 このを描くきっかけになっ

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  • 『毎日っていいな』(吉本ばなな)の感想(46レビュー) - ブクログ

    毎日の生活を通して人生を考える。そんなエッセイでした。 どんな人にも不運、災厄、病は等しくやってくるけれど、そうなっても乗り切れるように心の土台をしっかり持っておく。色々な経験をされてきた吉ばななさんならではの、心の持ち方を感じとることができた。 また年齢を重ねてから読み返してみたい。 以下引用。 「年月」 私はあと何回、あの家の古くて豊かな雰囲気のある玄関に「おじゃまします」と入れるのだろう。庭木や畑にもあいさつをして、みんなで仲良く鍋を囲むことができるのだろう?全てが有限なことはいつも切ない。大好きだからって毎月行くわけにもいかないし、近所に越すわけにもいかない。ただ、いつも幸せを願っているだけ。こんな人間関係を持てたことを、誇りに思う。 「黄昏のコメダ」 なんていうことがないからこそなによりもすばらしい、そういうことだ。私と息子にとって、気分が良くて空が晴れていたら、好きな人たちと

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  • 谷川俊太郎・村上春樹が寄稿する「ともだちがいない!」特集本、ダンジョン飯最新刊【Twitterで話題になった本】 | ブクログ通信

    ブクログの公式Twitterでは、平日ほぼ毎日スタッフが気になった新刊や話題のをご紹介しています。その中で、いいねやリツイートなど反響が大きかったをまとめました! 今週は、どんなTwitterで話題になったのでしょうか? ロビン・スローン『ペナンブラ氏の24時間書店』 客もいないのに終日営業の、風変わりな書店の棚には、世界を揺るがす秘密への扉が隠れていた…!ロビン・スローンさん『ペナンブラ氏の24時間書店』が今日発売です。 https://t.co/P5PDNcTfgN #新刊 #ビブリオバトル pic.twitter.com/kGJJYbKoML — ブクログ 読書管理アプリ (@booklogjp) 2017年2月12日 九井諒子『ダンジョン飯』4巻 ついに!レッドドラゴンと決戦の時がやってきました。九井諒子さん『ダンジョン飯』4巻が日発売になりました。鉄もはじく鱗と骨まで

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  • 芥川賞受賞作『しんせかい』が急上昇ランクイン!【2017年2月第2週のブクログ週間ランキング発表】 | ブクログ通信

    2017年2月第2週のブクログ週間ランキングを解説付きでお届けします! 今週は、どんなやマンガ、電子書籍がランクインしているでしょうか。 ランキング [2017年2月第2週] ランキングは、辻村深月さん『盲目的な恋と友情』(新潮社)が首位を獲得しました。また、3位には芥川賞受賞作である山下澄人さんの『しんせかい』(新潮社)がランクインしました。演劇塾で学ぶことになったスミトの姿を描いた作品ですが、その斬新な文体に文字通り”新世界”を感じた、という感想が多く寄せられています。

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  • 『ペナンブラ氏の24時間書店 (創元推理文庫)』(ロビン・スローン)の感想(42レビュー) - ブクログ

    ■感想■ ・うーん、個人的にはおもろないです。なのでとても時間がかかりました。でもたぶん、好きになる人はとても好きになることでしょう。そういうカリスマ的な作品ではありました。 ・表紙カバーイラストはスカイエマさんという人のようですが気に入りました。この人のイラストを読んでいくのもよさそうな気がします。 ■内容■ ・ミステリ、かしら? ■設定■ 【二十四時間書店】古屋。入社試験は梯子にのぼること。果てが見えないほどの高さまで書棚が続いている。客はほとんど来ないが二十四時間営業。二軒の屋が合体しているようなもので店の手前の方はそれなりにふつうの屋だが、クレイ言うところの「奥地蔵書/ウエイバックリスト」はGoogle検索にもひっかからない特殊なだけがありどうやら暗号で書かれているらしい。そこら辺の客は全員が白髪でひたむき。世界で十二ある同種の書店のひとつ。コルヴィナがパトロンなのだそ

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  • バレンタイン目前!チョコレートや恋の本が人気!【Twitterで話題になった本】 | ブクログ通信

    ブクログの公式Twitterでは、平日ほぼ毎日スタッフが気になった新刊や話題のをご紹介しています。その中で、いいねやリツイートなど反響が大きかったをまとめました! 今週は、どんなTwitterで話題になったのでしょうか? やまもり三香『椿町ロンリープラネット』 2月8日は「つばきの日」 表紙のつばきがとても印象的な、やまもり三香さん(@whoknowsmika3)『椿町ロンリープラネット』をおすすめ。オトメの夢が詰まった作。読みながら声にならない声をあげることうけあいです。 https://t.co/izVPiWtCmG #今日の一冊 pic.twitter.com/BqYq5qnOpD — ブクログ 読書管理アプリ (@booklogjp) 2017年2月8日 三部けい『僕だけがいない街』9巻 なんということ!編に描き切れなかった、周りとの「絆」を描いた、三部けいさん渾身の

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  • <締切りました>【会員数100万人突破記念】100タイトル献本第15弾!小学館P+D BOOKSから6タイトル6名様へ! | ブクログ通信

    応募する 著者:松清張(まつもろ・せいちょう)さんについて 1909年(明治42年)12月21日 – 1992年(平成4年)8月4日、享年82。福岡県出身。1951年『西郷札』でデビュー(直木賞候補作に)。1953年に『或る「小倉日記」伝』で第28回芥川賞を受賞。以降しばらく、歴史小説・現代小説の短編を中心に執筆した。1958年には『点と線』『眼の壁』を発表。以後、『ゼロの焦点』『砂の器』などの代表作を執筆。これらの作品により犯罪の動機を重視する作風の推理小説で知られる。ほか、『かげろう絵図』などの時代小説を手がけているが、『古代史疑』などで日古代史に強い関心を示し、『火の路』などの小説作品にも結実した。緻密で深い研究に基づく自説の発表は小説家の水準を超えると評される。また、『日の黒い霧』『昭和史発掘』などのノンフィクションをはじめ、近代史・現代史に取り組んだ諸作品を著し、森鴎外や菊

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  • 『黄色い雨 (河出文庫 リ 5-1)』(フリオ・リャマサーレス)の感想(45レビュー) - ブクログ

    『黄色い雨』以前単行を読んだレビューはこちら。 https://booklog.jp/users/junsuido/archives/1/478972512X#comment こちらの文庫は表題作のほか短編2作が入っているので読んでみました。 あとがきは単行のほうが良いなあ。訳者木村栄一の「素晴らしい作品に合うと白い炎が見える。この小説にも見えた(だから翻訳した)。」という言葉が良かったんですよ。 P11からP21抜粋 <彼らがソブレプエルトの峠に付く頃には、たぶん日が暮れ始めているだろう。黒い影が波のように山々を覆って行くと、血のように赤く濁って崩れかけた太陽がハリエニシダや廃屋と瓦礫の山に力なくしがみ付くだろう。 それから後は、何もかもが目の回るような速度で過ぎ去っていくだろう。それから後のことは(そして、数時間後に、人に話して聞かせるためにあのときの出来事を思い立とうとしたとき

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  • 『僕だけがいない街 9 (角川コミックス・エース)』(三部けい)の感想(61レビュー) - ブクログ

    不思議なタイトルだと思いながらこの9巻まで通読してようやくわかった。無意識に時間を遡る主人公の青年が、母の事件をきっかけに子供の頃の連続少女殺害事件を意識し、犯人を追いかけて小学生時代に3度さかのぼり事件を未然に防ごうとする、そんな物語。でもタイトルと合わない。なぜ自分だけがいないのか。その答えがこの最後の巻にある。まさに自分だけがいない物語なのだ。読み取れるのは、自分以外の人の物語が無数にあり、誰にとっても大事な物語であるということ。逆説的に、自分の欲望で行動している犯人の邪悪さ、他人の痛みを感じないことの犯罪的とも言える非人間性に気づかせてくれる。犯人とは、もしかすると読者自身が隠したいわがままで邪悪な自分の心の象徴かもしれない。自分が主人公でなくとも自分の周りの人たちにはそれぞれが主人公の大切な物語あり、自分もそこで生かされている、そんなことを教えてくれる。

    『僕だけがいない街 9 (角川コミックス・エース)』(三部けい)の感想(61レビュー) - ブクログ
  • 『波形の声 (徳間文庫 な 44-1)』(長岡弘樹)の感想(16レビュー) - ブクログ

    作品紹介・あらすじ 谷村梢は小学校四年生を担任する補助教員だ。「カニは縦にも歩けます!」と理科の授業で実証し、注目されたのは、いじめられっ子・中尾文吾。梢にスーパーで、ある教師の万引きを目撃したと告げたまま下校。その日、文吾が襲われた。襲われる直前、梢の名前を呼ぶ声を近所の人が聞いていたという。梢に注がれる疑惑の目……。表題作ほか、日常の謎が“深い”ミステリーに! 魅力の七篇!

    『波形の声 (徳間文庫 な 44-1)』(長岡弘樹)の感想(16レビュー) - ブクログ
  • 刀剣乱舞アンソロジー、『シャアの日常』最新刊【Twitterで話題になった本】 | ブクログ通信

    ブクログの公式Twitterでは、平日ほぼ毎日スタッフが気になった新刊や話題のをご紹介しています。その中で、いいねやリツイートなど反響が大きかったをまとめました! 今週は、どんなTwitterで話題になったのでしょうか? ほしおさなえ『活版印刷三日月堂: 海からの手紙』 活字に込められたやさしい物語。ほしおさなえさん『活版印刷三日月堂: 海からの手紙』が今日発売です。しかもブクログではこの作品のプレゼントもしているんです!ぜひご応募くださいね。 https://t.co/QpFdUW8mBs https://t.co/olfRAb8t9l #新刊 pic.twitter.com/JPcK1h9JgY — ブクログ 読書管理アプリ (@booklogjp) 2017年1月31日 『刀剣乱舞-ONLINE-アンソロジー ~戦陣~』 萩尾望都さんをはじめとした多彩な作家さんの筆がうなる

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