情報社会・知識社会を予測したトフラーの著作をいま読み返したら新たな発見があるかもしれないと読み返して見たのだが、ジャーナリスティックなささいな記述が多く、半分くらい読んだところで音をあげてしまった。 十何年もまえに読んでいまだに気になる記念碑的な本だと思っていたのだが、意外だった。つまらなかった。トフラーの本は経済リポート、産業リポートのようなものをずっと連ねるので、水ぶくれの分が大きすぎるのである。 そういえばトフラーのこの『パワーシフト』も『第三の波』、『未来の衝撃』(いずれも中公文庫)も絶版になっている。原理的・概要的なものだけを抽出していたら、いつまでも読まれる学問的な本になっていただろうか。それともビジネス書の常として読まれなくなるのは必然だったのか。 トフラーの著作でいちばん訴えるところは工業労働の不満や怒りを昨日のものにしてしまう情報革命・知識革命の到来を告げた箇所かもしれな
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