最近、ボルダリングを知っている人が増えました。 ボルダリングのことを話す機会も増えました。 「やってみようよ」 と誘うのですが、だいたいが、 「あんな登る筋肉がない」 と言う回答です。 「そんなに筋肉はいらないよ」 と言っても、話が通じません。 これ、きっとCMとかスポーツ番組でプロの人がやっているのを流している弊害だと思います。 難しい課題を登っていることを強調するあまり、始めてやる人にとっては、ハードルがものすごく高くなっているのです。 難しい課題を登っているのは、格好いいし、見た目難しさがわかりやすいのですが、いやいや、簡単な課題はいっぱいあるよ。最初は、筋肉そんなにいらないし、継続して登っていくと自然に筋肉つくよ。と言っても、信じてもらえないのです。 目で見る映像効果を覆すの、相当に難しいと思う最近です。