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2011年7月19日のブックマーク (4件)

  • 国際電子出版EXPO2011レポート

    昨年に引き続き、今年も東京国際ブックフェアと国際電子出版EXPOに行ってきた。要するに紙のと電子の一大見市である。 「国際電子出版EXPO」は去年までは「デジタルパブリッシングフェア」という名称だった。この改称は、「電子書籍」「電子出版」という用語が市民権を得つつあることが反映されているようにも思われる。「電子書籍元年」とされた去年と比べれば話題性には欠けるように思われたが、それでも実際に会場を訪れて去年との変化に気づいたところがいろいろとあった。 キーワードは「電子化」から「販売」へ 去年の東京国際ブックフェア&デジタルパブリッシングフェアについてのレポートは、「マガジン航」のバックナンバーで「電子書籍は波紋を生む「一石」となる」などを参照していただきたい。今年は開催3日目の7月9日土曜日に回ってきた。 なお、このレポートはあくまでも個人的な興味の範囲でのレポートであることを最初に

  • http://japan.internet.com/busnews/20110719/8.html

  • 『子どもの頃の思い出は本物か』 カール・サバー著 : 書評 : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    記憶は何のためにあるのか。「データを脳に保管して、いつか役立てる」という実用性だけが記憶の目的ではない。たとえば、昨日と今日の自分が同一だと確信できるのはなぜか。睡眠で意識が断絶しても、自分を一貫した存在だと信じている。その拠(よ)り所が記憶だ。確固たる痕跡があるからこそヒトは「自我」を維持できる。 書は、その精神基盤たる「記憶」の真偽を疑う。記憶がいかに曖昧で、しばしば間違ってさえいること、そして、その間違いに人さえ気づいていないことを指摘する。 幼少期を思い返して欲しい。何歳の記憶が最古だろう。多くの人が興味を示す幼少期の記憶断片。しかし、その内容は真実だろうか。 そもそも記憶は思い出すことを通じて再構築されるものだ。想起ごとに内容が変更される。幼少時の記憶もコミュニケーションによって形成された虚構である可能性が高い。面白いことに「人生最初の記憶」は、アジア人より欧米人のほうが若い

  • 名作の意外な歴史「実業之日本社」再録企画 : ニュース : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    東野圭吾さんの文庫書き下ろし小説『白銀ジャック』の100万部超えなどで最近、文芸出版社としても注目される実業之日社が、かつて刊行、発表した名作を現在刊行する「月刊ジェイ・ノベル」などに再録していく「文芸100年」をスタートさせた。 今では入手しづらい作品に手軽に触れられ、各作品の持つ意外な歴史も知ることができる企画だ。 1897年創業の同社は、経済関係の書籍や実用書などで知られるが、100年前の1911年にはメーテルリンク『青い鳥』の全文初訳を刊行、46年には文芸誌「文学季刊」を創刊するなど、早い段階から文芸にも力を入れていた。 企画ではまず「ジェイ・ノベル」7月号で、「文学季刊」2号に掲載された坂口安吾の「堕落論」と、GHQの検閲で、ゲラの段階で全文削除となった「特攻隊に捧(ささ)ぐ」などを再録。文芸評論家の七北数人(ななきたかずと)氏の解説によると、この「堕落論」は、現在「続堕落論」