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2011年7月25日のブックマーク (3件)

  • 村上龍に聞く、震災と希望と電子書籍の未来(前編)

    村上龍に聞く、震災と希望と電子書籍の未来(前編):電子版「ラブ&ポップ」をGALAPAGOSでリリースしたその理由(1/3 ページ) 作家、村上龍氏の代表作の1つ『ラブ&ポップ』の電子書籍版がTSUTAYA GALAPAGOSに登場した。バブルの残滓が色濃く残るこの作品を、震災のダメージ、政治の混乱、経済の低迷という三重苦の中にある現代のわたしたちが振り返ることの意味はどこにあるのだろうか? 氏が考える「電子書籍の未来像」など、気鋭のジャーナリスト、まつもとあつしによる村上氏へのロングインタビューを2回にわたってお届けする。 1996年――バブル崩壊が指摘されつつも、まだその残滓が日のあちこちに見られた時代だ。作家村上龍氏の代表作の1つ『ラブ&ポップ』もそんな日の状況をよく反映した作品として知られる。援助交際を行う女子高生の渋谷での1日をつぶさに描いた作品は様々な反響を呼び、庵野秀明氏

    村上龍に聞く、震災と希望と電子書籍の未来(前編)
  • 今週の本棚:堀江敏幸・評 『ジョルジョ・モランディ-人と芸術』=岡田温司・著 - 毎日jp(毎日新聞)

    (平凡社新書・882円) ◇二つの「フォルム」のあいだにあったもの 変哲もない水差し、壺(つぼ)、ガラス壜(びん)などが、小さなテーブルの上で身を寄せ合うように立ち並んでいる。背後の壁は白かベージュで、派手な色使いはどこにもなく、色のひとつひとつ、面のひとつひとつが絶妙に絡み合い、しかも互いを消さず高めあっている。構図や色調がわずかに異なるだけの静物画。しかし、そのわずかな差異と徹底した反復から、だれにも真似(まね)のできない魔法のような音色が流れ出てくる。 一八九〇年、ボローニャに生まれたジョルジョ・モランディは、一九六四年に亡くなるまで生涯のほとんどを郷里で暮らし、最初は市内のアパートにしつらえた質素なアトリエで、後には近郊グリッツァーナに建てたアトリエで、右のような絵を描きつづけた。職歴は小学校の素描教師(一九一三~二九)とボローニャ美術アカデミーの版画科教授(一九三〇~五六)のふた

  • 空犬通信 神奈川書店回りレポートです……鶴見&川崎編

    神奈川書店回りレポート、続きです。以降はもう少し簡潔に……いきたいところなんですが、次のお店が、これまた楽しいお店だったので、書きたいこと、紹介したいこと、いっぱいあるんだよなあ……。 鶴見に移動して、次はブックポート203鶴見店。鶴見駅からはちょっと離れていて、徒歩でも行けますが、この日は天気が心配だったのと、この後もまだまだ移動が続くということで、タクシーにしてしまいました。車だとすぐですね。 ↑幹線道路沿いにあるお店は駐車場完備の、いわゆる郊外型書店です。お店は2階建て。1階は150坪はないぐらいでしょうか。店長の成川真さんに案内していただきながら、話をうかがいました。 ↑入り口入ってすぐのフェアコーナー。これがもうなんというかすごい迫力です。ふつうの郊外型書店だと思って足を踏み入れると、いきなり驚かされることになります。ぼくが訪問したこの日は、ツイッター書店員さんたちの間で大変な話