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  • 空犬通信 子どもたちに必要なのは立派な施設だろうか【更新】

    先日、こんな記事が新聞他のメディアで報じられ、に関心のある方の間で話題になっているようですね。代表して朝日新聞の記事をあげておきます。 「安藤忠雄さん「こどもの森」建設、寄付へ 大阪中之島」(9/20 朝日新聞) 記事の一部を引きます。《建築家の安藤忠雄さん(76)は19日、大阪市北区の中之島公園に「こどもの森 中之島」(仮称)を建設し、大阪市に寄付する考えを明らかにした》。 《建設予定地は市が管理する敷地で、鉄筋コンクリート造り3階建て》。広さは《延べ床面積は約1千平方メートル》とありますから、約300坪。《1階から3階まで吹き抜けの壁一面に棚を置き、子どもたちがに囲まれた空間で自由に読書できるようにしたいという。蔵書数などは未定だ》。 なぜこのようなことを思い立ったのかについて安藤さんは、《「新聞やを読まない子どもが増えている。市民が社会に参加する町として、次代を担う子ども

  • 空犬通信 オープンから4か月……荻窪の本屋Titleの棚を紹介します

    東京・荻窪に、今年の1月できた屋さん、Title。オープンから4か月がたちました。同店については、今年の1月、オープン翌日の様子をごくごく簡単にレポートしているのですが、そのときは、店内が混み合っていましたし、店内の紹介はやはり棚が少し落ち着いてからのほうがいいと思ってもいましたので、店内の撮影はなしでのレポートとしました。 先日、連休中にお店を訪ね、店主の辻山さんにいろいろ話を聞かせてもらい、今回は店内の撮影もさせてもらってきましたので、お店の様子を写真中心でレポートしたいと思います。(店内写真はすべてお店の方に断って撮影したものです。写真は5/2の様子で、お店の様子は変わっている場合があります。) ↑お店の外観。店の外に雑誌ラックはありません。代わりにというわけではありませんが、ウインドーにはが面陳で並んでいます。ここに並んでいるを見て店内に入ってくるお客さんも。ただし、辻山さん

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  • 空犬通信 吉祥寺の児童書専門店「トムズボックス」が今年いっぱいで閉店に……

    東京・吉祥寺にある児童書専門店「トムズボックス」。吉祥寺には、新刊古書、一般専門を併せ何店もの書店がありますが、そのなかでも人気の高い、吉祥寺の名所の1つといっていいお店です。そんな同店が、なんと、今年いっぱいで閉店になってしまうのだとか……。同店の店主、土井章史さんのツイートで日知りました。 土井さんのツイートを引用させていただきます。 《1993年に吉祥寺にトムズボックスを店を開いて22年かな、長らくご愛顧いただいたのだけれど、今年いっぱいで店を閉めることにしましたよ。となりのカレルチャペックはもういなくなってあと年末までの4ヶ月間その空間を使わせていただけることになりました。楽しみですねい。》(原文ママ) この春に洋泉社から刊行されたムック『子どもと読みたい絵200』では、全国の児童書専門店のガイドのパートで、お店のセレクトと文章とを担当させてもらったんですが、そのなかで、同店も

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  • 空犬通信 閉店前日のリブロ池袋本店【更新】

    リブロ池袋店が、7/20(月)、閉店となりました。 最終日は、同店の閉店を惜しむファンがたくさん集まったようですね。当日の様子を伝える記事をいくつかあげておきます。 「レジには長蛇の列 リブロ池袋店が40年にわたる営業を終了 Twitterに著名人や出版社から感謝や悲しみの声が」(ねとらぼ)「リブロ池袋店閉店、三浦正一社長「いつの日か再び、池袋で」」(7/21 新文化)「「リブロ池袋店」跡地は「三省堂書店池袋店」に 29日プレオープン」(7/21 ITmedia ニュース)「リブロ池袋店40年の歴史に幕 作家らも駆け付け、ネットでも惜しむ声」(7/21 池袋経済新聞) 最終日の前日、一人お店を訪ね、ふだんは行かないジャンルの売り場も含め、隅から隅まで、歩いてきました。何時間いたかなあ。閉店直前のお店というと、棚に隙間が目立ったり、店内で片づけをしているスタッフの方の姿が目につい

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  • 空犬通信 留萌ブックセンターに行ってきました

    6月に、町会の取材で、留萌にいってきました。訪問先は、もちろん、留萌ブックセンターby三省堂書店。しばらく前に書いた記事で旅の報告と、訪問記アップの予告だけしながら、取材をまとめるのと写真の整理とに時間がかかり、すっかり遅くなってしまいました。 今回の取材では、留萌ブックセンター店長の今拓己様、「三省堂書店を応援し隊」武良千春様、塚田亮二様、塚田裕子様にお話をうかがいました。取材1日目は、みなさん、お忙しいなか、長時間お付き合いくださり、じっくりと話をうかがうことができました。2日目は、店長さんのご好意で、出張販売を行っている場所など、お店に縁の深いスポットと街中を車でご案内いただきました。 ↑今回、取材に応じてくださったみなさん。 留萌ブックセンターの件は、新刊書店の歴史のなかでも特異なケースだと思います。取材前に、メディアに取り上げられた記事など、関連の資料を読み込み、あらかたの事情

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  • 空犬通信 コンビニが「街の本屋」宣言?!

    これ、しばらく前からよく見かけるようになりましたね。これを見るたび、うーん、という気分にさせられる屋さん好きは、おそらくぼくだけではないのではないかと思うんですが、どうでしょうか。 セブンイレブンの店頭に掲示された「セブン-イレブンは街の屋」というポスターです。 コンビニがや雑誌を扱うのは今に始まったことではないし、それなりの規模になっていることもわかっていますから、そのこと自体をどうこういうつもりはもちろんありません。ぼくは屋さん派なので、や雑誌を買うことこそしませんが、コンビニ自体、とくにセブンイレブンは、ぼくもよく利用するので(ビールと白くまアイスとお菓子ばっかりだけど)、別にコンビニがダメだのなんだのと言うつもりもまったくありません。ありませんが、だからといって、自分たちが圧迫・駆逐してきたといっていい隣接業種の1つである「街の屋」を名乗るのは、さすがにどうかと思うので

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  • 空犬通信 本屋さんの店頭からぎっしり感が失われるとしたら

    昨日の帰り道。中央・総武線が人身事故で遅れ、車中でずいぶん待たされたうえ、乗換(中野止まりでした)で降りた中野駅のホームはぎっしりの人、とてもしばらくは電車に乗れそうもないというので、早々にあきらめて途中下車、中野ブロードウェイで時間をつぶしてから帰りました。 中野ブロードウェイは、ぼくのような、オタクではないけれどオタっぽいところはある、という文系人間にはほんとに楽しいところで、におもちゃにレコードに楽器にと、心引かれるものたちであふれていて、いくらいてもあきません。この日も、早々に電車と駅を抜け出したのは正解でした。車中で待たされていらいら気味だったんですが、何千円、とくに何万円もする怪獣ソフビをウインドーごしに眺めているだけで、いつのまにかすっかりいやされてしまいましたから。ほんと、単純というか、安上がりというか、なんというか。 書店好き好きとしては、ブロードウェイで、必ずチェッ

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  • 空犬通信 「好きな本を好きなだけ読むために働く人」

    しばらく前に書かれたもののようなんですが、先月、いつものように業界情報のチェックのため、Webの出版・書店関連記事をあちこち見て回っているとき、をとりまく仕事に関する、こんな文章を目にしました。「第16回:図書館司書になりたい」(2011/08/29 Tech-On!COLLEGE「就職活動は怖くない」)。 (2011年と、少し古い記事なんですが、出版・書店関連のニュースを収集している際に、なぜか最近になって、キーワード検索で引っかかってきたため、「年」をよく見ないまま、ツイッターで紹介してしまったものでした。でも、当時は読み落としていたもののようですので、結果的には今回拾えて良かったんですが、なぜ、どこかに再録されたわけでもない記事が、最新ニュースの検索に引っかかってくるのか、不思議です。余談。) 書き手は「就職塾向日葵 代表取締役」の上野香織さん。記事は、こんなふうに始まります。《「

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  • 空犬通信 「「なぜ」町には本屋さんが必要なのか」について

    今回は、久しぶりに町会の話題です。公開会議は、4月に小豆島で第4弾が、札幌で第5弾が開催されます。会の詳細は、町blogの記事をご覧ください。 さて、今回取り上げるのは、しばらく前に西荻窪のbeco cafeで、beco talkとして開催した、町会(町には屋さんが必要です会議)の公開会議第2弾に関することです。その回に参加してくださったお客様から、記事のコメント欄にて、以下のようなご質問をいただきました。 《ひとつ気になったのは、「なぜ」町には屋さんが必要なのか、ということにそれほど力点が置かれていなかったように見えたことです》 これは重要かつ難しい問題ですね。コメント欄で気軽にふれられるようなことではないですし、また、町会に興味を持ってくださる方のなかにはほかにも、この件を気にされる方がいらっしゃるかもしれないとも思いましたので、記事にて取り上げたいと思います。ちなみに

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  • 空犬通信 紀伊國屋書店グランフロント大阪店の続きです……大阪書店レポートその2

    紀伊國屋書店グランフロント大阪店の紹介を続けます。 5つのゾーン、各ジャンルのすべてを紹介していると長大なレポートになりますし、何より、これから同店を訪問される方の楽しみを奪うことになりかねませんので、ごく一部に絞って紹介します。 いわゆる人文系の書籍群は、ゾーニングでいう「識」、アルファベット区分だとGとHの一部にありますが、同店では「人文」というジャンル表示が使われていません。一般に人文に分類される「心理」は工学の奥に置かれ、「哲学思想」は「趣」、Cのゾーン、つまり文芸などの奥に配置されるなど、ゾーン自体が別になっています。 ↑「識」ゾーンの様子。 新宿店の人文書の充実ぶり、「じんぶんや」を知る身には意外な感じもしますが、客層なども考えて、練られたジャンル配置のようです。人文以外にも、多くのジャンルで、これとこれを並べたり、これをあちらに移したり、など、こまかな変更・調整・工夫がされ

  • 空犬通信 紀伊國屋書店の大型新規店、グランフロント大阪店を見てきました……大阪書店レポートその1

    先日、業の用事で、大阪に出張に行ってきました。いつものように、あちこちの書店を回ってきたんですが、今回は、うち2店、紀伊國屋書店グランフロント大阪店と隆祥館書店を中心に紹介したいと思います。まずは、紀伊國屋書店グランフロント大阪店から。 JR大阪駅周辺に残されていた「最後の一等地」として、しばらく前から開発が進んでいた「グランフロント大阪」が、4/26にオープンとなりました。 施設全体で200数十店ものお店が入ったそうですが、書店好きにとっては、やはり気になるのは、紀伊國屋書店グランフロント大阪店。開店直後に出張が入るという、またとない幸運に見舞われましたので、早速見てきましたよ。訪問したのは、開店直後、最初の週末の日曜日、4/28。ぜいたくなことに、店長の星さんの解説付きで、店内のあちこちをご案内いただきました。(撮影は、お店の許可を得たものです。写真は、4/28時点の様子で、フェアな

  • 空犬通信 「個性」と「ふつう」のバランスの妙、長谷川書店……大阪書店レポート その3(続き)

    大阪書店回りレポート第3回、長谷川書店の続きで、今回は島店の様子を紹介します。(いつものように、店内の写真はすべてお店の方の許可を得て撮影したものです。) ↑いかにも町の屋さんといった趣の、やや雑然としたたたずまいがいい感じの外観。 ↑お店の入り口を入るとすぐに目に飛び込んでくる、中央メインの棚。硬軟とりまぜたセレクトになっています。最上段に、『世界の夢の屋さん』2点と、『世界一美しい団地図鑑』が並んでいます。棚の右脇の平台も、なかなかにユニークなセレクトになっているのがわかります。 この棚の右側の列にはコミックや学参や雑誌など、(妙な書き方になりますが)町の屋さんらしい棚が並びます。左側にも雑誌や文庫の棚がありますが、左側の壁際は、昨年のレポートにも書いた通り、この規模・立地の町の屋さんらしからぬがあちこちに目につく、ちょっと特徴的な棚が並んでいます。まずは、右側から見ていき

  • 空犬通信 さわや書店フェザン店に圧倒されっぱなし……盛岡書店レポート その1

    すっかり遅くなってしまいました。昨年11月に訪問してきた盛岡の書店レポートです。盛岡と言えば、やはり、さわや書店。さわや書店の3店、とくにフェザン店を中心に紹介したいと思います。(取材に協力してくださったお店のみなさまには、紹介記事が遅くなってしまったことをあらためて、お詫び申し上げます。) (店内写真はすべてお店の方に断って撮影したものです。写真は昨年11/30の様子で、お店の様子は変わっている場合があります。) まずは、さわや書店フェザン店から。 JR盛岡駅直結の駅ビル「フェザン」の1階にあります。広さは、数十坪とある資料も見ましたが、古い数字でしょうか、どう見ても130坪の店よりも広い感じです。開口部は3か所。柱の1つに貼り出された紙、文具売場側の入り口脇のガラスに貼り出された写真が目を引きます。 訪問当日は、週末のお忙しいなか、店長の田口さん、そして店から移られたばかりの松

  • 空犬通信 やっぱり長崎書店はすばらしかった……熊本書店レポート その2

    前回の続きです。熊の老舗書店、長崎書店を紹介します。 長崎書店は、前回の記事に書いた通り、商店街の中にある路面店で、規模といい、たたずまいといい、まさに「町の屋さん」。すぐ近くに学参に強い教科書販売店の金龍堂まるぶん店があるので、すみわけも考えてのことでしょう、学参の扱いはありませんが、コンパクトながら、ひと通りのジャンルはカバーしています。 一見、ふつうの町の屋さんに見えますが、店内を歩いてみると、あちこちに工夫がこらされているのがわかる棚やディスプレイになっています。以下、店内外の様子を写真中心で紹介していきます。(店内写真はすべてお店の方に断って撮影したものです。写真が全体に暗めに写っているのは、当日の天候のせいもありますが、主に当方の技術の問題です。写真は昨年11/4の様子で、お店の様子は変わっている場合があります。) ↑店舗外観。平日の様子はわかりませんが、休日は、人の流れ

  • 空犬通信 でるべん「「他店の棚」with「空犬通信」」のレポート、そして長崎書店から「おみやげ」が

    先日、8/29に開催された、でるべんの会の8月勉強会「10年間に及ぶ『他店の棚』の記録を振り返る」に、メインスピーカーの石井伸介さんのトークのお相手=ゲストとして出演しましたので、簡単にレポートを。 ↑会場前方に石井さんが用意してきた書店の写真を映しだし、それを見ながらトークをすることに。写真は、開始前、プロジェクタ準備中の石井さん。 会のこと、石井さんと「他店の棚」のことについては、以前の記事でふれていますので、そちらをご覧ください。 念のため、「他店の棚」とは何か、なんですが、これはレジメに掲載された石井さんの文章を引いておきます。 《もともとは書店員さんとの呑み会のお土産です。当方、地元・東京は吉祥寺、故郷の東北・仙台、そしてたまに女房の実家・関西で、書店員さんと呑気な呑み会をやらせてもらってまして、そのときにお持ちしたのが始まりです。書店員さんは忙しい。話には聞くが、雑誌で見たが、

  • 空犬通信 神奈川書店回りレポートです……横浜編

    さて、先日の神奈川書店回りのレポート、最終回の今回は横浜編ということで、3店、ご紹介します。すみません、今回も長いです(苦笑)。まずは、紀伊國屋書店横浜みなとみらい店から。 同店は、JR桜木町駅から徒歩少し、というか、ほぼ目の前にある商業ビルColette・Mareみなとみらいの5階にあります。建物の雰囲気や入っているテナント、館内のお客さんの感じからして、東京でいうとルミネのような感じのファッションビルになるんでしょうか。上に映画館が入ってるから、パルコかな。まあ、そんな感じです(ものすごく適当な印象です;苦笑)。したがい、平日午後ということもありますが、オヤヂ度はかなり低め。 ↑入り口はこんな感じ。できてまだ1年ほどのおしゃれビル内にあるお店ということで、入り口の雰囲気も、什器の感じも従来の紀伊國屋書店の感じとはずいぶん違っていますね。店名を伏せて店内の様子を見せられたら、紀伊國屋書店

  • 空犬通信 神奈川書店回りレポートです……鶴見&川崎編

    神奈川書店回りレポート、続きです。以降はもう少し簡潔に……いきたいところなんですが、次のお店が、これまた楽しいお店だったので、書きたいこと、紹介したいこと、いっぱいあるんだよなあ……。 鶴見に移動して、次はブックポート203鶴見店。鶴見駅からはちょっと離れていて、徒歩でも行けますが、この日は天気が心配だったのと、この後もまだまだ移動が続くということで、タクシーにしてしまいました。車だとすぐですね。 ↑幹線道路沿いにあるお店は駐車場完備の、いわゆる郊外型書店です。お店は2階建て。1階は150坪はないぐらいでしょうか。店長の成川真さんに案内していただきながら、話をうかがいました。 ↑入り口入ってすぐのフェアコーナー。これがもうなんというかすごい迫力です。ふつうの郊外型書店だと思って足を踏み入れると、いきなり驚かされることになります。ぼくが訪問したこの日は、ツイッター書店員さんたちの間で大変な話

  • 空犬通信 神奈川書店回りレポートです……海老名&武蔵小杉編

    遅くなりましたが、先日、一日かけて回ってきた神奈川の書店の訪問レポートです。今回の書店回りは、ふだん「ついで」ではなかなか回れない神奈川の書店を、ツイッターで知り合った書店員さんのいるお店を中心に、1日かけて回ってこようというもの。ふだんもこれだけたくさんの書店に出入りしてるくせに、わざわざ休みをとってまた書店回りかと、あきれられそうですよね(苦笑)。1人で回る予定だったのですが、なんと、この無謀な計画に同行したいという書店員さんが(知り合いツイッター書店員のおひとり、やっすーさん(@snowichi))。神奈川県民の同行者がいれば土地勘ゼロの空犬も安心、というわけで、二人で回ってきましたよ。 以下、そのレポート、簡潔を目指してがんばったんですが、例によって、かなりだらだらと長い記事になっています。(*写真は、外観・入り口をのぞき、店内のものはすべてお店の方に断って撮影したものです。) 最

  • 空犬通信 「地方の書店は自助努力が足りない」のだろうか

    さて、昨日の件。なんだか、ふだん以上に焦点の定まらない文章になってしまっていました。補足のため、関連の新聞記事をあげておきますね。「アマゾン:日上陸10年 送料無料で攻勢」(11/1毎日新聞)。「アマゾン:通常配送料金を無料に ご当地グルメのコーナーをオープン」(11/1毎日新聞)。「アマゾン、無料配送を格展開 日進出10周年で攻勢」(11/1 MSN産経ニュース)。毎日の記事では、アマゾンの予想売上高や楽天の比較、無料化にいたる背景、他の大手通販業者の対抗策などにふれられています。 あと、もう1件、店頭でバーコード読み取り云々の件について、大事な記事を紹介するのを失念してしまいました。もともとは、これを紹介するために、この問題を取り上げたようなものだったのに……。「アマゾンの「ポチ買い」は書店を滅ぼす?」(10/21 マガジン航)。書き手は大原ケイさん。この問題が書店、とくに独立系

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