店内の至る所に遊び心があふれていて、思わぬ本との出会いを演出してくれる場所。今回伺った三省堂書店有楽町店は、ひと言で言うとそんな書店です。そこでビジネス書の責任者を務めるのが、岡崎史子さん。心から楽しそうに仕事のことを語ってくれる言葉の裏に、仕事への姿勢が見え隠れします。 後編では、実際に行った「ジャンル横断フェア」のエピソードから、ビジネス書の魅力まで、語り尽くしてくれました! 【前編はこちら】 固定観念を打ち破る「ジャンル横断フェア」 いくつものお店、いくつものジャンルで培った経験が武器に。 岡崎 番外編みたいになりますけど、今年、震災の後に行ったものです。 地震の後、いろんな出版社さんに選書してもらったんです、コメント付きで。そして、POP書いてくださるなら大歓迎ですし、コメントだけでも私がPOPつくります、って言ってお願いしたんです。 意外なことに、一番売れたのは岩波書店の『モモ』