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2013年6月7日のブックマーク (6件)

  • 平成24年度決算概況 - TOHAN website

    平成24年度決算概況 (第66期 平成24年4月1日~平成25年3月31日) 【平成24年度営業概況】 平成24年度の総合売上高は前年比97.4%の4,912億9,700万円で減収となりました。返品率は37.9%で前年プラス0.6ポイント。種別では書籍の売上が1,920億9,300万円 前年比95.1%、返品率40.0%、前年プラス0.7ポイント。雑誌が2,577億9,100万円で94.9%、返品率39.0%、前年プラス1.7ポイント。MM商品は414億1,200万円で前年比136.2%、返品率15.1%、前年マイナス5.2ポイント。 利益面では、経常利益が33億1,200万円、前年比100.5%の増益となり、さらに前期に比べ法人税等が減少した結果、当期純利益は24億700万円で前年比154.1%となり減収増益の決算となりました。 今期も出版市場は販売金額が伸び悩み低調で推移しました。書籍

  • 多くの「妻」と「母」の足下を灯台のように静かに照らす、この小説は光だ。 『田舎の紳士服店のモデルの妻』 (宮下奈都 著) | 書評 - 文藝春秋BOOKS

    数年前、とある友人とこんな会話をしたことがある。 「高校の時に憧れてた彼が、地元に戻ったら、“いいお父さん”になっててショックだった。ちょっと太って、田舎の紳士服店で買ったみたいなコート着て。ほら、よく広告に載ってるような、こたつのマットみたいな生地の――」 ああ、ああいう感じの生地か。そして、彼女とは同郷ではないが、きっとうちの地元でいったらあの店みたいなところで買ったコートなんだろう。 「ショック」と言いながらも、彼女の口調は軽やかで、そしてちらりと悔しそうでもあった。地元で再会したその彼は、おそらく幸せそうだったのだろう。誰かの家の“いいお父さん”をしている彼のは、自分ではない誰かで、その家は彼女の家ではない。 バカにするとも、強がるとも微妙に違う、「過去の憧れ」と「ショック」。「地元」という言葉で表現された「田舎」と「紳士服店」。 たわいないこの会話を、それでも何かの引っかかりと

    多くの「妻」と「母」の足下を灯台のように静かに照らす、この小説は光だ。 『田舎の紳士服店のモデルの妻』 (宮下奈都 著) | 書評 - 文藝春秋BOOKS
  • 「俺たち変だよねー」の共同体から外へ。施川ユウキ『バーナード嬢曰く。』 - エキサイトニュース

    読んでもいない難しそうなを持ち歩いて「オレは賢い」アピールしてる子はいねがー。 何かのがベストセラーになると読んでもいないのに「ああ、村上春樹にしてはイマイチだね」とか、読んだふりをすることばかり巧くなっている子はいねがー。 そういう「賢い」お子さんたちにお薦めしたいのが、施川ユウキ『バーナード嬢曰く。』である。5月初めに施川の単行が3冊同時発売された。すでにこのエキサイトレビューでも紹介されているが、終末SFっぽい設定なのにちっとも緊迫感がない『オンノジ』、グルメ漫画風なのにまったくべものがうまそうに見えない『ごはん』が秋田書店刊、そして書が一迅社刊である。異例のことだ。『バーナード嬢曰く。』を一言で表すなら、あまりを読んでいない少女が主人公の読書漫画、である。 書の主人公・町田さわ子は、いかにしてを読まずして「自分は読みであるか」を周囲にアピールするか、という非生産

    「俺たち変だよねー」の共同体から外へ。施川ユウキ『バーナード嬢曰く。』 - エキサイトニュース
  • http://book.asahi.com/ebook/master/2013060500005.html

  • コラム別に読む : 〈遊ぶ〉シュルレアリスム [著]巖谷國士 - 北澤憲昭(美術評論家) | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    シュルレアリスム研究の泰斗が、「遊ぶ」をキーワードに、シュルレアリスムをやさしく解説した一冊である。 機械の操作部分に、設計段階で設けられる隙間を「遊び」と呼ぶ。隙間が必要なのは機械を順調に作動させるためだ。寸分の隙もない仕組みでは、操作する人間の無意識の動作がそのまま機械に伝わり、事故につながりかねないのである。 合理性に貫かれているはずの機械操作に無意識の次元が入り込んでくるという事実は興味深い。誰も人間は不合理なものを精神に抱え込んでいるから、合理性に徹することができないのだ。 岡太郎は『今日の芸術』のなかで「すべての人が描かなければならない」と述べているが、この主張は、描くことと精神の自由とが相互的に深化してゆくという考えにもとづいている。精神は、描くことを通して、不合理性を恐れることのない全面的活動状態へ入ってゆくという発想だ。すなわち人生における「遊び」の効用である。 デュシ

    コラム別に読む : 〈遊ぶ〉シュルレアリスム [著]巖谷國士 - 北澤憲昭(美術評論家) | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
  • 「モーニング」が身体を張って証明する。漫画の時代はこれからだ:日経ビジネスオンライン

    漫画好きなら好みは別としてその存在感は誰しもが認める週刊漫画雑誌「モーニング」(講談社)。サラリーマン漫画の代表格『島耕作』シリーズ、国民的作家となった井上雄彦の『バガボンド』、最近でも『宇宙兄弟』に『グラゼニ』『GIANT KILLING(ジャイアントキリング)』とヒット作には事欠かない。誰しもが認めるメジャー、漫画の一流誌なのに、蛇女や恐竜ギャルが主人公というぶっとんだ作品や、とがった新人を大量にデビューさせるために姉妹誌「モーニング・ツー」を発刊するなど、常に攻めの姿勢を取るところが個人的にはたまらない。 そんな「モーニング」が、5月16日からネット配信のデジタル版「Dモーニング」の刊行に打って出た。紙の雑誌とほとんど同じ内容が、月額500円で読めるという(連載中の「バガボンド」「ビリーバット」は未収録)。紙で買えば1冊350円前後なのでめちゃくちゃお得なのだが、ちょっと待て、漫画

    「モーニング」が身体を張って証明する。漫画の時代はこれからだ:日経ビジネスオンライン