またしても(仮)記事。 コミック担当者の新刊申込みベストアクション(仮)やW3 HelperのHow Toページといった記事は、コミタン!の普段の活動とあわせて1巻の売上を伸ばすという全体像の中の一部です。その整理のために一度まとめを。 コミック担当者と版元さんで1巻を売り伸ばすために取り組める施策はこんなところではないだろうか。
![コミック担当書店員と版元さんで1巻を売り伸ばすために取り組める施策の全体像(仮)|コミタン! ブログ部](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3bfbf11683d2d43deff2a7303712bf10f780fa29/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcomitans.info%2Fwp-content%2Fuploads%2F2019%2F01%2Fcomitans_logo_bluegray_cut_bgw.png)
便宜上「コミタン!質問箱」カテゴリに入れています。 先日のアンケートをもとに、コミック担当者の新刊申込みについて私がベストだと思う取り組み方を記事としてまとめました。 <新刊申込みとは> 毎月5日頃に取次会社から送られてくる「来月発売のコミックス一覧」に、入荷希望数量を記載して提出すること。別称として「一覧チェック」。 この一覧に目を通すことではじめて来月発売されるコミックスの殆どすべてを知ることができる。 締切はだいたい15日頃。約10日間で取り組む仕事となる。 希望したとてその数が実現するとは限らないが、売れる数を予想しておけば配本が割れてもスピーディな発注ができるのでここでは別論としない。 書店コミック担当者の方にお伺いしたいですPart.1 「お店でコミック新刊一覧での取次申込みを行っていますか?」 コミタン!の活動に大きく参考にしたいと思うので拡散していただけるとありがたいです。
ネット投稿小説プラットフォームを運営する各社に現状や今後に向けての課題について聞き、ネット投稿小説の現在と未来を解き明かしていく本連載の2回目。前回につづきエブリスタ代表取締役社長の芹川太郎氏のインタビューをお送りする。 創作を誘発する仕組み ――重視する指標としては読者数となりますか? 芹川:そうですね。数字という観点からは重要ですね。 ――発掘や新ジャンル開拓という意味でアワードが重要であるということはわかりました。創作そのものを誘発する仕組みとしてはいかがでしょうか? 芹川:やはりアワードがわかりやすい取り組みだと思います。募集要項で、「こういう作品を求めています」と呼びかけることで、創作を促しているわけですね。基本的には書きたいものを書いてください、というのがエブリスタの基本的なスタンスですが、「デビューしたい」という方に向けては、世の中あるいは出版界ではこういう作品がいま求められ
いま、物語はウェブから生まれている。映画・アニメの原作としてネット投稿小説は「ラノベ」というカテゴリを超えて拡がりを見せている。文芸誌が作家・作品の育成装置としての存在感を薄くしていくなか、ネット投稿小説は従来とは異なる選考・育成の過程を育んで来た。 本連載では、ネット投稿小説プラットフォームを運営する各社に現状や今後に向けての課題について聞き、ネット投稿小説の現在と未来を解き明かしていく。 初回は株式会社エブリスタの代表取締役社長である芹川太郎氏にお話を伺った。エブリスタを運営するのは、戦略的経営で知られるDeNA。ソーシャルゲームの興隆と共に立ち上がった物語プラットフォームを、DeNAはどのように育て、どのような未来図を描いているのだろうか? スマホシフトが招いたコンテンツホルダーへの転換 ——エブリスタはどのような経緯で生まれたのでしょうか? 芹川;前身となったのは、DeNAが運営し
『ひとさらい 笹井宏之第一歌集』 笹井 宏之 書肆侃侃房 1,296円(税込) 商品を購入する Amazon HonyaClub HMV&BOOKS honto 『てんとろり 笹井宏之第二歌集』 笹井 宏之 書肆侃侃房 1,404円(税込) 商品を購入する Amazon HonyaClub HMV&BOOKS honto 九州の出版社・書肆侃侃房のTさんが営業に来られたのは、私が文芸書担当に着任してすぐの2015年の10月だったと記憶している。2年前のその日は、書肆侃侃房さんのメインコンテンツである短歌の本のご紹介をTさんより戴いた。Tさんは「詩歌はなかなか難しいとおっしゃる書店員の方もいらっしゃいますが......」といういらぬ前置きをしてしまうような、とても謙虚で、お優しい方である。ご紹介を戴いたのは、歌人・笹井宏之さんの『ひとさらい』『てんとろり』という既刊の短歌集であった。 しかし
openBDプロジェクトは、書誌情報・書影の収集を版元ドットコム、APIシステムの開発をカーリル(図書館横断検索サービス開発会社)で分担しあって、書誌情報・書影をAPIで、だれもが利用できるサービスをはじめた。 ●だれもが自由に使える書誌・書影 ある本の存在を知るきっかけにインターネットの情報が大きな存在感となっている。 インターネット以前なら、ある本の存在を知るのは書店であったり、新聞・雜誌などの書評や広告だったり、友人・知り合いの口コミからだったりしていた。 インターネットでは、ブログという個人の「日記」、ツイッターやフェイスブックなどのSNSの利用が拡大して、個人の口コミがより手軽になって、広がっている。その際に本の話も多く口コミされている。 こうしたインターネット上での本の紹介では、それを読んでくれた人がその本の購入にたどり着けて欲しい。 特にわれわれ出版社としては、タイトル・IS
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