ベンチャー企業への投資家が現れない…しかし! 平成20年10月は、日経平均が7,000円を切り、バブル崩壊後最安値を付けるなど、株式投資をする者にとっては非常に厳しい月となりました。テレビの街角のインタビューでも、あきらめムードの回答ばかりで、積極的な投資をしようという回答はほとんど見られないようです。 大手企業への株式投資ですらこのような状況ですから、株式を公開していないベンチャー企業への投資となるとそれ以上の厳しい状況となっています。 確かにライブドア事件以来、ベンチャー企業への投資はこの傾向が見られたものの、ここ1、2ヶ月はその厳しさに加速が付いた感があります。事実、私のクライアントであるベンチャー企業が第三者割当増資をした時も、直前に辞退した企業や個人が複数人現れ、その資本政策に大きな見直しが必要になってしまったほどです。 ところが、今年の4月から、ベンチャー企業への投資家には非常