期待の「新・新興国」、ミャンマーとカンボジアの最新クルマ事情:和田憲一郎の電動化新時代!(番外編)(1/3 ページ) 従来、東南アジア諸国連合(ASEAN、アセアン)の10カ国のうち、タイ、ベトナム、インドネシアなどが話題となることが多かったが、最近はミャンマーやカンボジアにも熱い視線が注がれている。「新・新興国」と呼ばれるミャンマーとカンボジアのクルマ事情を、「電動化新時代!」の番外編として和田氏がリポートする。 ミャンマーとカンボジア。タイの左右に位置する両国は、今までどちらかと言えばあまり注目されていなかった。ミャンマーは、軍事政権下にあり日本からの交流が極めて限定的であり、カンボジアは、クメール・ルージュ(ポル・ポト首班)政権の後遺症もあって、農業中心の国というイメージが強いことが大きな理由になっていたと思われる。しかし、ここ2年ほどの間に、両国で急激な経済発展がみられるようになっ