昨年3月1日から韓国周辺で行っていた米韓合同軍事演習「フォールイーグル」が30日、終了した。この間、北朝鮮は弾道ミサイルの発射を繰り返し、米国は演習後も日本海に原子力空母「カール・ビンソン」を展開させるなど緊迫は続く。いつ半島有事となってもおかしくない情勢で、ほくそ笑んでいるのは…。 ドナルド・トランプ米大統領(70)が半島危機をアオりまくっている。4月27日付のロイター通信のインタビューでは「半島情勢は外交的に解決したいが、非常に困難だ。最終的に、北朝鮮と大きな紛争が起きる可能性はある」と警告。原子力空母「カール・ビンソン」は米韓演習後も日本海にとどまり、北朝鮮にニラミを利かせ、リスクは上昇しているとの認識を示した。 一方で、最新鋭の高高度ミサイル迎撃システム「THAAD」を実戦配備した韓国に対し「10億ドル(約1100億円)の費用は韓国が負担するべき」と発言。これに韓国国防省は「米国側