新型コロナウイルスの自宅療養者に自治体が貸し出すパルスオキシメーターが、使用期間を過ぎても返却されないケースが相次いでいる。特に、感染が拡大した今夏の「第5波」では病床が不足し、自宅療養者が大幅に増えたため急ピッチで貸し出しが進んだものの、回復後に返却を忘れている人が多いようだ。第6波に備え、各地の自治体は回収に追われている。(古屋祐治)
米政府のアンソニー・ファウチ首席医療顧問(2021年12月2日撮影、資料写真)。(c)MANDEL NGAN / AFP 【12月8日 AFP】米政府のアンソニー・ファウチ(Anthony Fauci)首席医療顧問は7日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の重症度について、判断には数週間かかるが、初期データからはデルタ株よりも高くないことが示されており、デルタ株より低い可能性もあると述べた。 AFPのインタビューに応じたファウチ氏は、オミクロン株に関してこれまでに分かっている情報を、感染力の強さ、ワクチン接種や感染で獲得した免疫を回避する能力、重症化しやすさの3分野に分けて説明。感染力については「明らかに強い」とし、現在主流となっているデルタ株を上回る可能性が高いと指摘した。 各国から集まったデータによると、オミクロン株は再感染率が高いことも分かっている。ファウチ氏は、現行のワクチ
当院総合診療科の玉井道裕医師が作成した「新型コロナウイルス感染をのりこえるための説明書」を公開します。新型コロナウイルスの基本知識、感染を防ぐためにやるべきことなどイラストとともにわかりやすく解説しています。 NEW(2022/8/18追加) 新型コロナウイルス感染をのりこえるための説明書(オミクロン株BA.5編) →圧縮版[3MB] *お願い*(2022/8) 『新型コロナウイルス感染をのりこえるための説明書』につきまして、これまでも大変多くのお問い合わせをいただいておりますが、現在、発熱外来をはじめとした診療にかかわる電話が急増し、回線が大変込み合っております。診療にかかわるご連絡を最優先するため、説明書に関するお問い合わせはご遠慮いただきますようお願いいたします。 よくあるお問い合わせ・質問 Q1.(保育園や学校、自治体、企業様などより)園児・学生、社員やそのご家族に対して紹介、配布
小金井市では4月19日から医療従事者への新型コロナワクチンの接種を開始、4月26日から高齢者接種が開始、さらに6月21日から一般の接種が開始されております。 6月27日の時点での接種率は、医療従事者1回目94パーセント、2回目87パーセント、高齢者1回目88パーセント、2回目63パーセント、一般1回目2.4パーセントとなっています。小金井市は多摩地区で最も接種が進んでおり、全国的にみても最も進んでいる自治体の一つです。関係者の皆様のご尽力、市民の皆様のご協力の賜物です。 今回はワクチンの実際の効果と課題をみていきます。またこれから接種を受ける若い世代の方々は、インターネットやSNSの誤情報を見て不安に感じたり接種を躊躇なさったりしているかもしれません。正確な情報はどこを見たらいいかもご紹介致します。 現在日本で使われているファイザー・ビオンテック社、モデルナ社(武田薬品工業供給)のmRNA
2021年2月から医療従事者に新型コロナワクチン接種が始まりました。 筆者にも接種の機会が回ってきましたので接種の実際とその後の副反応の状況についてご紹介します。 ついに新型コロナワクチン接種の連絡が!医療従事者に接種が開始されて1ヶ月・・・ようやく私にも接種の機会が訪れました。 所属する医療機関から接種日についてメールで通知がきました。 翌日、翌々日に体調不良になる人が多くなることが懸念されることから、接種は週末に近い曜日に設定されています。 私は新型コロナ患者を診療していることから、職員の中でも早めに接種できるように順番を配慮いただいていました。 まずは問診票を記入新型コロナワクチン問診票(筆者撮影) 接種会場に行く前に問診票をあらかじめ記入しておきます。 問診票に記載する内容は、 ・新型コロナワクチンの接種回数 ・住民票とクーポンに記載されている市町村が一致しているかの確認 ・ワクチ
今年はじめての投稿です。本年もどうぞよろしくお願いします。 最近「あっ」と2回続けて声をあげることがあったので、今回はそれについて書きます。総理や総理官邸が深刻な「確証バイアス」という認知のゆがみを起こしているのではないか、というあまり楽しくないお話です。 1度目は14日、いつもの木曜朝の習慣でコンビニで『週刊文春』といっしょに買った『週刊新潮』(1月21日号)を開き、冒頭近くの「『医療崩壊していない!』ーー『神の手』外科医が訴える『コロナの真実』」という特集タイトルを見たときでした。ちょうどその直前、非常勤で行っている某大病院で、コロナの直接的、間接的な影響で満床が続き、緊急手術が必要な患者さんも受け入れられない、という話を聴いたばかりだったからです。「ああ、医療崩壊はもうジワジワ起きてるな」と思いました。 なぜ「医療崩壊していない!」のか。ページをくくると、東京慈恵会医科大学の大木隆生
新型コロナ患者の爆発的な増加によって、適切な医療が提供できなくなってきています。 一部の報道では「この状況は民間病院が新型コロナを診ないから」という論調が目立つようになってきていますが、本当にそうなのでしょうか? 東京都の新型コロナの状況東京都の新型コロナ入院患者数(第28回東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議資料) 東京都の新型コロナの新規報告数は現在も1日1500人〜2000人と非常に多い状況が続いていることから、入院患者数も増加を続けています。 東京都は病床確保に向けて医療機関と調整していますが、現状では新型コロナを診療している医療機関が通常医療を縮小して対応せざるを得ない状況となっています。 重症化リスクの高い新型コロナ患者も入院できていない東京都の新型コロナ患者の療養状況(第28回東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議資料) これまで入院となっていたのは、 ・
昨年12月にコロナ感染して、ようやく治ったんだけれど、噂に聞いていた副作用が出て困っている。 勃起が止まらないってやつ。 勃起が止まらないってやつ。 これ冗談だと思っているやついるかもだけれど、コロナの副作用として挙げられているから 実際は結構な数がいると思う。勃起が止まらない、とかなかなか言えないけれど。 その症状は新型コロナかインフルか 改めて確認しておきたいこと https://news.yahoo.co.jp/articles/625cf1389d2bb50d4d8d8d01363f9610f8d9914d 「Covid-19の患者には、流涙症や結膜浮腫、結膜充血などの眼の問題、発疹、4時間以上の勃起の継続など、数多くの異なる症状が報告されている。」 では勃起について真面目に語ろうと思う。 エロいものを観た後に勃起が止まらない…というわけではない。これなら未だ分かる。が、困ったこと
日本国内での新型コロナウイルス感染症の流行は第3波を迎え、新規感染者数は連日過去最高を更新しています。 「医療崩壊」の懸念が各メディアからも伝えられるようになりました。 実際に新型コロナの流行によって医療崩壊が起こってしまうと、何が起こるのでしょうか。 日本全国の新型コロナ重症患者数はすでに第2波を超えている新型コロナ重症者数の推移(厚生労働省HPより)11月20日時点での日本全国の新型コロナ重症患者数は291人(前日比+11人)となり、第2波のピーク時を早くも超えました。 第2波と比べて第3波では高齢者が占める割合が多いことから、重症者数の増加のペースも第2波を上回っています。 また、新型コロナは診断されてから重症化するまでに時間がかかることから、これまでの第1波、第2波でも重症者数のピークは新規感染者数のピークよりも約1週間遅れてやってきています。 第3波はまだ新規感染者数のピークを超
例年、12月頃からインフルエンザの流行シーズンを迎えます。 新型コロナウイルス感染症が流行している状況下でのインフルエンザシーズンはどうなるのでしょうか? また、私たちがすべきことは何でしょうか? 今年の冬は新型コロナとインフルエンザが両方流行る?インフルエンザは例年12月〜3月頃に流行します。 新型コロナについては現在、季節性の流行は確認されていませんが、「暑くて湿度が高い環境」よりも「寒くて湿度が低い環境」の方が伝播しやすいという報告もあり、夏よりも冬に流行しやすい可能性があります。 つまり、この冬はインフルエンザと新型コロナが同時に流行する可能性があります。 新型コロナとインフルエンザの症状はよく似ている新型コロナ、かぜ、インフルエンザの症状の違い(オーストラリア政府啓発資料より)◎:頻度高い、◯:よくある、△:ときどきある、×:稀新型コロナとインフルエンザはどちらも呼吸器感染症であ
経済産業省は5月22日、新型コロナウイルスの除去に有効な界面活性剤とそれを含む住宅用、台所用の洗剤リストを公開した。アルコール消毒液の代わりに物品の消毒などに使えるという。 直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(0.1%以上)など5つの界面活性剤を挙げた。経産省では、これらを含む家庭用洗剤のリスト(PDF)と啓発用のポスターを作成。洗剤のリストには花王の「かんたんマイペット」や「バスマジックリン」、P&Gの「ジョイ」、ライオンの「ママレモン」「チャーミーマイルド」などなじみ深い製品が並ぶ。 有効と判断した界面活性剤は以下の通り。 直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(0.1%以上) アルキルグリコシド(0.1%以上) アルキルアミンオキシド(0.05%以上) 塩化ベンザルコニウム(0.05%以上) ポリオキシエチレンアルキルエーテル(0.2%以上) 経産省は4月中旬に独立行政法人製
【5/7抗体検査陽性・感染確定・文末に追記あり】 「NY非常事態日報」と銘打って非常事態下のニューヨークについてレポートしよう、ということで文章を書いていたのが3月17日から19日までの3日間。無観客開催となった大相撲春場所も後半に差し掛かる頃だった。この段階ではまだ外出禁止令的なことにはなっておらず、しかし数日中にそういう状態になるだろうと言われているくらいのタイミングだった。 3/19時点でのニューヨーク市(州ではなく、市)の感染者数は1,871名。学校はすべて休校になっていたが、完全なリモート授業はこの段階では始まっていなかった。日を追うごとに非常事態の深刻度が大きくなっていく、そんな非常事態を目の当たりにして、「これは書かなきゃ」なんて思い、文章を書き始めたものだ。実際、それから約2週間経過しつつあるいま、ニューヨークの街は歴史上類を見ない封鎖状態となり(厳密には完全には封鎖にはな
新型コロナウイルス感染症やコロナワクチンについては、必ず1次情報として厚生労働省や首相官邸のウェブサイトなど公的機関で発表されている発生状況やQ&A、相談窓口の情報もご確認ください。※非常時のため、すべての関連記事に本注意書きを一時的に出しています。 2020年3月8日 国立国際医療研究センター 国際感染症センター 忽那賢志 感染症総合情報誌J-IDEOでは、本誌号外として国立国際医療研究センターの忽那賢志先生による「総説 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)」を先行公開致します。忽那先生に現時点における最新知見をまとめて頂きました。 【3月10日更新】 本文中および文献リストの文献番号をクリックすることで、PubMed等の原著論文情報にアクセス出来るようになりました(一部文献は非対応)。 ポイント ・新型コロナウイルス感染症(COVID-19)はSARS-CoV-2による呼吸器感
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く