だんドーン 泰三子 龍馬が薩長同盟を仲介し、新撰組が御用改め、薩摩が英国に喧嘩を売った時代、幕末。その激動の歴史のド真ん中にひっそりと隠れて、しっかりと「仕事」をした男がいた。彼は「愛国者」か「裏切り者」か。『ハコヅメ』の作者が「日本警察の父」を描く、超本格幕末史コメディ!
このnoteは自分への戒めとして書く。 恥ずかしいけれどありのまま。忘れてしまわないように。 ※この文章は映画「怪物」のレビューではないけれど、ネタバレを含みます。 怪物を見る予定がある人は、どうか映画を見て から読んでください。 リトルマーメイドの配役が嫌だった。 「これは差別とかじゃなくてさ」を前置きにしてたらたら自論述べていたけれど、要約すると「実写化するなら原作に忠実にしてほしい」というものだった。 ハリー・ベイリーがディズニー作品のプリンセスになるのが嫌なのではない。 彼女は歌が上手いし、可愛い。彼女が主役をやる作品が見たい。素直に。 だけど「アリエルは違うやん」と、そう思っていた。 私はムーランをエマワトソンがやっても嫌だし、モアナをアンハサウェイがやっても嫌だし、アリエルを石原さとみがやったって嫌なんだ。それは人種云々ではなくて、「原作と違うのが嫌」という思いからくる拒絶感だ
『ハコヅメ』の泰三子による新連載『だんドーン』がスタートした。日本の近代警察を作った男・川路利良の目を通して幕末から明治を描いていく。 この記事は、いわゆる“新連載開始にあたっての著者インタビュー”ではない。昨年10月から連載開始予定だった『だんドーン』がおよそ8ヵ月遅れた理由を、著者の泰が自らの言葉で語りたい、と提案して生まれた記事だ。 理由となった突然の悲しい出来事について、家族について、日々の生活について、気持ちの変化について──泰がどこまでも正直に、正確に言葉にしていくうちに、作家としての姿勢、また本作にかける熱い思いが見えてくる。 (取材・文 門倉紫麻) 読者の方に、誠意を持って お話ししたかった 「連載開始が遅れた理由について説明する場を持たせていただきたいです、と私から編集部にお願いしました」 この記事は、『だんドーン』の内容や描くきっかけを語る、いわゆる新連載インタビューで
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