私たちが計算機、あるいは計算機が行う処理であるところの「計算」を考えるとき、現代のデジタル計算機の上でプログラムを実行することで行う計算を無意識に想像します。一方、深層学習やブラックボックス最適化の技術が進歩してきたことによって、明示的にアルゴリズムを記述しなくてもよい「計算」が実用的になってきました。「計算」とは何でしょうか。「計算」とは何かを広く捉えるとき、私達の社会が何にどのようなインパクトがあるでしょうか。私たちは何に備えていけばよいでしょうか。 そのようなことを議論したくて、様々なバックグラウンドの方々にお声がけして、1泊2日のワークショップを行いました。今回は特別に、IBM社の協力を得て、エグゼクティブ向け研修施設「天城ホームステッド」での開催が実現しました。素晴らしい人々と、素晴らしい食事、素晴らしい環境に育まれて、自由に思索を巡らすことができた、至福の2日間でした。 まず、

