壮年期向け食育の一環として生活習慣病予防のお弁当が2日、砺波市役所で市幹部や市議らに配布、試食された。市食生活改善推進員協議会(境嘉代子会長)が提供、公民館活動などで中高年対象に普及を図る。 食習慣の乱れが、地域の生活習慣病患者の増加を招くとして同協議会が取り組んできた。今回は推進員約60人が96食を試作。会員らも試食して他のいくつかのメニューとともに協議会誌に載せるなどしてPRしてゆく。 今回の献立は、ダイコン菜めし、サケとミニトマトの和風ソテー、ヒジキとジャガイモのピリ辛煮、ホウレンソウと鶏肉のゴマよごし、干しずいきの白あえ、タマネギのユズサラダなど。 1食521キロカロリー、塩分3.3グラム、脂質9.5グラム、たんぱく質24.7グラム。材料と作り方なども載せた献立表を併せて配布。食事と健康のチェック表とともに予防啓発する。問い合わせは、市健康センター(0763・32・7062)へ。