主人公のキャラメイクができるゲームが昔から好きで、ゲームを購入する時のひとつの大きな指標にしている。特に、RPGや生活シムなどのジャンルにおいて、主人公を自分自身の分身として、もしくは何かオリジナルのキャラクターを思い描いてロールプレイするという体験はキャラメイクができるゲームならではで、そのゲームの体験を自分だけのものにしてくれる。MMOなどのオンライン要素の強いゲームにおいても、こだわりのキャラメイク、着せ替えなどによって自己表現を行うのは基本の楽しみ方だ。 近年のゲームのキャラメイクはジェンダーの多様性への配慮として、「男性」か「女性」のどちらかを選ばせるという場面が減ってきている。確かに、生物的にも本来人間には「男性」、「女性」の区別しかないかもしれないが、複雑化する人間の社会において自身の性をそれら2つに限定して定義する必要は薄れてきており、性的なアイデンティティは多様化している
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