購読者千人突破 樺沢紫苑のメールマガジン シカゴ発 映画の精神医学 現在、最新映画の批評は、このメルマガにて配信しています。 登録のうえ、究極の映画分析をお楽しみください。 メールマガジン登録 まずい。わからん。 難解映画の解読を得意技とし、すでに『ファイト・クラブ』『スネーク・アイズ』『御法度』『AI』などの難解映画を解読してきた。しかし、この『マルホランド・ドライブ』(以下『マルホ』)はわからん。難解映画解読の樺沢が、すっかりリンチのしかけた曲がりくねったマルホランド・ドライブに迷い込まされてしまったとは・・・。何たる失態。 『マルホ』終了、15分前には、この映画のことが全くわからなかった。「どーしよう」という感じである。 しかし、ベティの住む家の大家ココが、パーティーでアダム・ケシャー監督の母親として登場した瞬間、全ての謎が解けた。同時に、このパーティーでは、前半の登場人物が何人も再