農林水産省は、森林における放射性物質の分布状況調査等を進めています。 このたび、独立行政法人 森林総合研究所が、スギの雄花とその内部の花粉に含まれる放射性セシウムの濃度の調査結果(福島県内87箇所)を、中間報告として取りまとめました。 調査の結果、スギの雄花に含まれる放射性セシウム(Cs134+Cs137)の濃度は、最も高いスギ林で1キログラム(乾燥重量)あたり約25万ベクレルとなりました。 また、一部のスギの雄花と、その内部の花粉に含まれる放射性セシウム(Cs134+Cs137)の濃度を比較したところ、およそ同程度のレベルでした。 なお、調査結果の最終取りまとめは、平成24年2月上旬に公表する予定です。 1.調査目的 農林水産省等は、現在、森林における放射性物質の分布状況調査等を進めています。 このうち、スギの生葉に含まれる放射性セシウムについて、これまで調査を行ってきましたが、こうした