2005.8.8(その2) 2005年森田実政治日誌[227] 政治権力と一体化したマスコミの危険性について――広告・マスコミ業界内部からの告発 「放送の不偏不党、真実及び自律を保障することによって、放送による表現の自由を保障すること」(放送法第一条〈目的〉二項) [放送法は民放テレビ・ラジオの中立性を義務づけた法律である] 「不偏不党」を放棄した日本のマスコミ 小泉政権は来るべき政治決戦=総選挙を「マスコミを使って勝つ」との基本戦略を立てて実行している。 日本のマスコミのほとんどが、放送法に規定された「不偏不党」=中立主義を放棄して、ブッシュ・小泉反平和・独裁政治体制の支配下に入ってしまった。 8月7日(日)昼頃、広告・マスコミ業界と裏情報に詳しい友人A氏から電話がかかってきた。非常に深刻な話なので、私のコメント抜きでA氏の話を以下に記す。 《日本の広告業界は、事実上、丸ごと、