心屋仁之助は、「歌う」心理カウンセラーだ。テレビのバラエティー番組出演をきっかけにそのカウンセリング術が注目され、以降、全国で開催される講演会やセミナーは大きな人気を博し、著書の累計発行部数は350万部を突破。人気も実力も折り紙つきの、いわば「売れっ子」心理カウンセラーだ。そんな彼のカウンセリング術のなかには、今、「歌」がある。 心屋は、2015年に本格的に音楽活動を開始し、2年連続で全国Zeppツアーを敢行。去年までに3枚のアルバムをリリースし、今年も新作アルバム『魔法のうたIV 生きる』をリリース。さらに、今年2月には日本武道館での独演会も成功させている。とてつもないスピードと行動力で音楽活動を邁進していく彼は、心理カウンセラーとして、今、なぜ歌うのだろうか? 彼がカウンセラーとなるまでの道のりや、心屋が考える現代の「幸せ」の在り方について訊きながら、そのカウンセリングが「歌」へと辿り