今日から数日間、ちょっとだけまじめな話をします。 本のライターである自分が、これからどんな仕事をしていくのか、どこに向かって進んでいくのか、というお話です。もう何年も前から考えてきたことであり、最近ようやくその答えが見えてきたような気がしています。 もともとのきっかけは2015年3月17日でした。 この日、任天堂とDeNAの業務・資本提携が発表され、当時任天堂の社長だった岩田聡さんと、DeNAの社長である守安功さんの共同記者発表がおこなわれました。任天堂がスマートデバイス向けコンテンツに参入するということで、インターネット中継されたこの会見。前半は岩田聡さんのプレゼンテーションでした。現在も任天堂の企業サイトで読むことができます。 詳細はそちらを読んでいただくとして、この会見を聴きながらぼくは「いま岩田さんは、ものすごく大切な話をしている」と直感しました。けれども一方、その「大切な話」を自
![これからに向けての大前提。|古賀史健](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/fcf6a98494435cc212a0db56b71789eb881a651d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.st-note.com%2Fproduction%2Fuploads%2Fimages%2F6180307%2Frectangle_large_fe96c4f4fa0dc453b92b52cb4bbe5a57.jpg%3Ffit%3Dbounds%26quality%3D85%26width%3D1280)