2011年の地上アナログテレビ停波後、空き帯域となるVHF帯電波を利用して携帯端末を対象に放送するサービス。mmbiは、NTTドコモ、フジテレビ、日本テレビ、テレビ朝日、TBS、スカパ-JSAT、電通などが出資して2009年1月に設立された。2012年の放送開始を目指して実証実験を進めている。 試作機は、NTTドコモのAndroid端末「HT-03A」を使用した。「加速度」で画面を切り替え、「傾き」でコンテンツを選択できるユーザーインタフェースを採用。傾けたり、振ったりすることでメニューやチャンネルが変わる様を見せた。 また、「外部出力連携」機能で、無線LAN経由でPCや、PCとHDMI接続したテレビにコンテンツを再生するデモを行った。同社は、開発上の利便性からAndroid端末を採用。本サービス提供に向けては、より幅広い端末も検討してゆくとしている。 マルチメディア放送は、新しい放送技術