Q 考え方が違うルークをですね、自分の陣営に引き入れようとしたのは、改革者の芽を摘むためなんでしょうか。 A うーんとね、ルークをあくまでも引き入れたいっていうのは、アナキン、ダースベーダーの意志ですよね。で、パルパティーン、皇帝がじゃあルークでいいかなと思ったのは、まずダースベーダーよりルークの方が若い、エネルギーがあるっていうのもあるんですが、同じことをさせたかったからですね。僕のこれはもう考えなんですけど、アナキンの父親というのは、デューク伯爵さんですね。で、何でかというと、『スター・ウォーズ』のⅠ、Ⅱ、ⅢとⅣ、Ⅴ、Ⅵというのは同じ構造になっている。 で、Ⅰ、Ⅱ、Ⅲで最後に父を殺す息子。それを銀河皇帝の前で自分の父親を自分の息子に殺させて、それを銀河皇帝が見てにやりと笑って、そしてその息子を悪の道に引き込むという、この原罪ですね。父親を自分の手で殺してしまった息子を自分の陣営に引き入