山下ゆ @yamashitayu 大山礼子『日本の国会』によると、衆議院の本会議審議時間はイギリスやフランスでは1000時間を越えるのに対して60時間程度。委員会の審議時間は1400時間ほどで他国と遜色ないが、1980年頃までは2000時間前後あったとのこと。 山下ゆ @yamashitayu 「皮肉なことに、新人議員時代には大いに国会内で弁舌をふるった田中首相の下で、与党議員の自由な発言が封じられ、彼らの活躍の場は国会外の事前審査に移行することになったのである」(大山礼子『日本の国会』79-80p) 山下ゆ @yamashitayu 「ところが、自民党の事前審査では、議員の交渉相手は内閣でなく、法案を起草した省庁の官僚なのである。内閣は積極的に議論に介入しようとはせず、与党と官僚との決着を待つ「傍観者」のようにさえみえた。」(大山礼子『日本の国会』83p)