悪質タックル問題とは? 2018年5月6日、関西学院大(以下、関学大)との対戦で日大のDL(ディフェンスライン)宮川泰介選手が相手のQB(クォーターバック)にプレー外で背後からタックルを行い、全治3週間のケガを負わせた。内田正人監督、井上奨コーチによる指示があったと関東の大学アメフト部を管轄する関東学生アメフト連盟(以下、関東学連)で認められ、チームには年度内の出場資格停止処分、内田監督と井上コーチには除名処分が下された。内田氏は監督と大学の常務理事も辞任。被害届が出され、警視庁が捜査したが、嫌疑不十分で立件はされなかった。 僕は受けのいい監督をする気はさらさらない ――悪質タックルの試合が起きる3日前の5月3日の練習終わりのハドル(全体ミーティング)では、宮川選手に言及して「やる気があるのかわからない」と叱責したと日大の第三者委員会では事実認定されています。これは事実ですか? そんなこと