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ブックマーク / speakerdeck.com/hirokidaichi (3)

  • Power Theory of Software Architecture

    今日の講演の趣旨: ソフトウェアアーキテクチャというと、もしかしたら技術的で高度に専門的な事柄であるように聞こえる。 そのため、「要素技術」に詳しい人が「アーキテクチャ」を作るという誤解をしているケースがある。 また、プロジェクトマネジメント・プロダクトマネジメント・ピープルマネジメントのそれぞれが アーキテクチャとは無関係であると誤解されているケースがある。 今回の公演では、 これらは有機的に絡み合っていて、不可分であるという点を強調したい。 そのために、 「アーキテクチャ」という概念を次のように定義したい 何かをしやすくしたり、しにくくしたりする構造。 この何かをしやすくしたり、しにくくしたりする力を「権力」と呼ぶ。 この権力は、「他の選択肢」を選べないという時に生まれる。 この選択肢と依存のネットワークから生まれる権力の構造を「アーキテクチャ」と規定すると、 ソフトウェアの交換可能性

    Power Theory of Software Architecture
    braitom
    braitom 2019/07/02
    ソフトウエアアーキテクチャについて。アーキテクチャとプロジェクトマネジメント、組織構造、ビジネス構造の関係性についてまとめられている。めちゃくちゃ面白かった。
  • Cultural Capital Theory in Software Engineering

    ソフトウェアエンジニアリングを支える組織のように職人の集まった組織には、無意識に持っている「好き嫌い」の性向がある。 これをハビトゥスという。 これは「好き嫌い」であるので、思ったまま口にすると独善的に聞こえ、幼稚な印象を与えてしまう。 このような「好き嫌い」という性向に基づいて、習慣的な行動がうまれ、それが同じような性向を持った人々を引き寄せるようになる。 この習慣的行動は、当初から合理的に説明可能なものばかりではない。 そうであるがゆえに、「当たり前」だと感じるものしか、取り入れられない。 そのため、当たり前の距離、常識の距離が遠くなればなるほど、 文化を組織に身につけにくい。 一方で、当たり前の距離を縮めることに成功した企業は、 徐々にエンジニアが事業部門に溶けていくことになる。 当然、衝突もあるが、融和も果たす。 これは水と油が溶け合っていく現象 「エマルション」に似ている。

    Cultural Capital Theory in Software Engineering
    braitom
    braitom 2019/06/23
    とても考えさせられてる資料。この言葉とてもよい。”よい組織にはよい文化資本が集まっている。それは何らかの習慣行動の違いによって現れる。そこから、その価値観をよいと思う人が集まり...”
  • 2つのDXと技術的負債-YAPC Tokyo 2019

    エンジニアリング組織論への招待」はビジネス書としても技術書としても評価された。これら二つは別のことなのだろうか。それをも同じものなのだろうか。 この講演では技術者体験DXと企業のデジタル化のDXの2つを橋渡ししていく。 「エンジニアリング組織論への招待」の骨子である、不確実性を恐れる人間の能を乗り越えて、それらに向き合える組織を作ることによって生産的なチームができる。 そして、ソフトウェアを作るとは、「認識に齟齬がないほど明晰な言語に書き下すこと」であれば、これは情報の非対称性を減らすというコミュニケーションそのものだろう。 このコミュニケーションのコスト構造をそのまま、システムの構造に当て込んでしまうというのを「コンウェイの法則」と呼ばれている。 組織構造の問題が、システムへと転移して、コントローラビリティを喪失すること。これが技術的負債の真実であるなら、これはありふれた経済現象であ

    2つのDXと技術的負債-YAPC Tokyo 2019
    braitom
    braitom 2019/01/27
    エンジニアリング組織論への招待をいい感じにサマリーしてくれている資料。
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