「女性に暴力をふるう男は最低だ」 その主張には全面的に同意するけれど、 その逆に言及するものは少ない。 「男性を口先でやりこめる女は最低だ」 そういう声は出てこない。 多くの場合は男は女性に舌戦で勝てないらしい。 女性は共感を求める生き物だから、 自己開示をして生きてきた。 生涯に発する言葉の数を比べると、 男のそれよりも何倍も多いのだろう。 だから必然的に口先が達者になる。 筋が通っているかいないかは関係ない。 詐欺師と同じだ。 もっともらしく自分が正しいように話す。 あたかも自分が被害者でかわいそうであるかのように、 本人ではなく周りに働きかける。 加害者のくせに被害者面がうまいのだ。 そうやって、 男の暴力とは違って、 わからないように巧妙に、 男をいいように手玉に取る。 そういう女に限って、 ジェンダーを主張して「男らしさ」なんかを求める。 自分が女王様なのだ。 マッチョな男には威