二千円紙幣(にせんえんしへい)は、現在流通している日本銀行券の1つ。二千円札(にせんえんさつ)、二千円券(にせんえんけん)ともいわれる、額面2,000円の紙幣であり、紙幣券面の表記は『弐千円』である。 これまでに発行された二千円紙幣は、2000年(平成12年)より発行が開始されたD号券(D券)の一種類のみで、2024年(令和6年)現在も法定通貨として有効で市中で流通している[1]。ただし、2004年(平成16年)以降は増刷されておらず[2]、後述の事情から、沖縄県内など一部地域では流通しているものの、他の地域ではほとんど使用されていない状況にあり流通量はごく僅少である[3][4]。 表面 裏面 D券とも呼ばれる[5]。2000年(平成12年)4月26日の大蔵省告示第117号「平成十二年七月十九日から発行する日本銀行券二千円の様式を定める件」[6]で紙幣の様式が定められている。主な仕様は下記