パナソニックの大坪文雄社長(左)と、三洋の佐野精一郎社長(右)。発表会は大阪の会見場から、東京の会場に中継された パナソニック株式会社と三洋電機株式会社は、資本業務提携契約を締結。今後、公開買付により、パナソニックが三洋の総株式の完全希薄化後における議決権の過半数を取得し、子会社化する。 株式買付価格は普通株式1株あたり131円。三洋電機の現在の大株主である3社からは、買付けへの応募が予定されており、3社が有する優先株を普通株式に換算すると議決権の約70.5%相当(約5,671億円)となるため、3社が応募した場合、買付けは成立する見込み。買付け開始時期は、「国内外の競争法に基づく手続きを終えた後、速やかに実施する」としており、進捗状況を2009年2月を目処に報告するとしている。なお、買付けの成立後も、三洋電機の上場は維持する方針。 今回の提携により、特にソーラー(太陽電池)事業、二次電池事