6月に行われたソニー製品の環境配慮のハイライトを伝えるイベント「“Sony-made ECO” showcase」で、聞きなれない言葉とともに新鮮なデザインのAV製品が注目を集めた。それが、ソニーが考える将来の“サステナブル”プロダクト「odo(オド)」だ。 「サステナブル」――もしくはサスティナブルデザインという言葉自体は建築業界などで使われ始めているが、エレクトロニクスの分野ではあまり例が無い。 チーム名に“サステナブル”を取り入れて推進しているソニー クリエイティブセンター クロスオーバーデザイングループ サステナブルデザインチーム シニアプロデューサーの中村光宏氏は「現在はユーザーの感性・知性がリードする商品を作らなくてはいけない時代。ソニーでも大量生産の商品が多いが、そうではないモノの価値観というところに訴える商品作りをしていく時代になってきている」と語り、大量消費から価値観重視