21日の練習から、ペトロヴィッチ監督がチームに戻ってきました。 右膝にはサポーターが巻かれた状態で、右足が腫れ上がっていることが肉眼でもしっかりと分かりますが、「下がりつつあるチーム状態を、早く手を打って元の状態に戻さなければならない」と、選手を叱咤して名古屋戦へ向けての準備に取り掛かっています。 ペトロヴィッチ監督は9日に右膝に強い痛みが発症して検査を受けた。診断結果は、右下肢蜂窩織炎、敗血症。入院して治療に専念することとなったためにチームは12日から指揮官不在で過ごしてきましたが、第4節の柏戦に敗れ、第5節の福岡戦は引き分けと、結果を残すことはできませんでした。 やはり、ペトロヴィッチ監督の存在はチームを引き締めます。「雰囲気は変わりましたね。ミーティングでは厳しい言葉もかけられて締まったと思います」と李忠成選手。練習場でも右足を引きずりながら指示を送る指揮官の存在は、広島には欠かせま