ニューヨーク(CNN) 米ジョージア州の自動車修理業者が、元従業員の給与の未払い分として1セント硬貨200キロ分以上をこの従業員の自宅前に山積みにしたとして、米労働省に訴えを起こされている。 元従業員は、給与の未払いについて労働省に相談したところ、この業者から報復された。労働省は先月、この業者が労働法に違反したとして訴えを起こした。 訴えられたのはジョージア州ピーチツリーシティーで自動車修理店を営むマイルズ・ウォーカー氏。従業員だったアンドレアス・フラーテン氏の未払い分の給与として、オイルまみれの1セント硬貨9万1500枚をフラーテン氏の自宅の進入路に廃棄したとされる。硬貨の山には、誹謗(ひぼう)中傷のなぐり書きが添えられていた。 フラーテン氏は上司と言い争って自動車修理店を辞めた後、最後の給与915ドルが未払いになっているとして、昨年1月に労働省に相談した。ウォーカー氏はその翌日、労働省