新型コロナウイルスの感染拡大による打撃で雑誌不況に歯止めがかからない。今年はファッション雑誌の発行の見合わせや2号分を合併するなどといった対応が相次ぎ、富士山マガジンサービスのデータによるとこの1年間で100誌以上が休刊した。ファッション誌では、「ミセス」(文化出版局、2021年4月号で休刊)をはじめ、「アンドガール」(エムオン・エンタテインメント、10月号で休刊)、「グリッター」(トランスメディア、発行元が1月に事業停止)、「グラインド」「オーリー」「パーク」「ナイスシングス」(ミディアム、発行元が3月に破産。「グラインド」「オーリー」「パーク」の3誌はトライアウトが出版事業を譲受しその後復刊)、「カジカジ」(交通タイムス社、6月号で休刊)、専門誌では「アサヒカメラ」(朝日新聞出版、7月号で休刊)、「カメラマン」(モーターマガジン社、5月号で休刊)、「商業界」(商業界、発行元が4月に破産