ブックマーク / qqille.hatenablog.com (2)

  • ナンパ講習という奇妙な仕事を3年半続けて思ったこと(1) - 公家シンジ

    2015年末でマンツーマンのナンパ講習をおしまいにした。はじめたのが2012年の7月からだから、何度かの断続的なやっていない期間はあるにせよ、3年半これに自分のエネルギーを注ぎ込んだことになる。最初のうちは別の肉体労働を少しやっていたが、ほどなくして講習専業になった。職業:ナンパ講師。講習生のべ約300人。月の金銭収入は10〜60万円のレンジ。この間、平均するとだいたい週に3日は街に立っていた。履き潰したスニーカーは3足。この仕事のおかげで人のことを顔ではなく名前でもなく、後ろ姿で記憶するという癖を身につけてしまった。これはぼくが30年近く生きてきて、生まれて初めて着手した仕事でもある。 ナンパ講習とはどういう仕事か。表層というか現象的に捉えるならば、「ナンパ講習というのは依頼してきた講習生と共に街に出て女と戯れる肉体/頭脳労働である」というのが講習をやめた時分での自分の認識であった。肉体

    ナンパ講習という奇妙な仕事を3年半続けて思ったこと(1) - 公家シンジ
    bronson69
    bronson69 2016/06/17
    面白い。このひとはいったい何を求めてナンパをしていたんだろう。あと、教える側に立って瞬間的に深いところにコミットすることの快感と憂鬱、ものすごくよくわかると思った。
  • 待つということ:宮台さんの『美しき少年の理由なき自殺』を読んで - 公家シンジ

    美しき少年の理由なき自殺posted with amazlet at 13.06.19藤井 誠二 宮台 真司 メディアファクトリー 売り上げランキング: 243,415 Amazon.co.jpで詳細を見る 1、大学時代の友人 そういえば、自分には大学時代に首都大で社会学を勉強しているひとりの友人がいた。地方出身、ミスチルが大好き、極めて優れた容貌で男女問わず人をブラックホールのように惹きつける男だった。彼とはひょんなことから出会ってそれからすごく仲良くなった。常に周りに「あなたはなぜ生きているの?」と問いかけ、自らの仲間にするかどうかテストするような男だった。自分はどうやらそれをパスしたらしい。そのことを今ふと思い出したのは、宮台さんの著書『美しき少年の理由なき自殺』に登場するS君が彼と全く同じテストをやっていたからだ。未知の他者が怖かったのか。当時の自分は彼のことを変な奴だなあと感じな

    待つということ:宮台さんの『美しき少年の理由なき自殺』を読んで - 公家シンジ
    bronson69
    bronson69 2013/06/20
    ひっさびさに「正統派の宮台シンパ(褒め言葉)」を見た。未読なら「サイファ」を読んでほしい、トンデモ本扱いされることが多いけど、あれは宗教の機能とその代替物を正しく記述した名著だと思ってる
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