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東京都は北区王子。隅田川沿いの団地に拠点を置くヒップホップクルー、リバーサイド・モブ。ここに所属する若きラッパーのKOHHが近ごろ注目を集める。父は亡くし、母は薬物中毒。絶望とも言える環境下、KOHHは異父兄弟の弟、LIL KOHHと共に団地で育った。 2人はフザケ半分でLIL KOHHのミュージックビデオ「Young Forever」を制作。それをYouTubeで公開すると、予想以上の反響があったという。その後もKOHHは音楽プロデューサー、318と勢力的に活動。アンダーグラウンドのヒップホップシーンを盛り上げてきた。 今回、VICEはKOHHが育った団地を訪問。彼を中心に、ヒップホップを愛するリバーサイド・モブを取材した。 KOHH YELLOW T20 の Twitter はコチラ:@kohh_t20 In Japan, rap music continues to grow
横浜市中区、南区、磯子区にまたがる在日米軍根岸住宅地区の中には、日本人が暮らす民有地がある。戦後の接収以降、六十年以上にわたり取り残されたままの「陸の孤島」。この地に住む夫婦が日常生活で制約を受けてきたとして、国に約一億一千五百万円の損害賠償を求めた訴訟の第一回口頭弁論が二十八日、横浜地裁である。 (杉原麻央) 有刺鉄線で囲まれた根岸住宅地区には、守衛のいる二カ所のゲートからしか入れず、住民以外の立ち入りは制限されている。無職佐治実さん(66)と妻みどりさん(62)は、二人の娘と地区内にある自宅で暮らす。 通行証を持つ佐治さんの車に乗ってゲートを入ると、道路を挟んで広々とした芝生の庭のある米軍住宅が立ち並ぶ。小学校やカラフルな遊具の置かれた公園を横目に六百五十メートルほど進むと、佐治さんの家はあった。周囲の住宅とは異質な青いトタン屋根の木造二階建て。「ここから私有地 立ち入り禁止」。日本語
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