インド北部ジャム・カシミール州のパキスタンとの国境地帯に23日、パキスタン軍から迫撃砲などが撃ち込まれ、インド軍当局者によると、民間人2人が死亡、約10人が負傷した。 PTI通信によると、インド側も反撃し、応酬は未明から早朝まで続いた。国境地帯に住むインド側民間人3千人以上が安全な場所に避難した。 両国は25日に、インドのモディ政権誕生後初の外務次官協議を開催する予定だった。しかし、領有権を争うカシミール地方の分離独立派指導者と、パキスタンの駐インド大使が接触したことにインド政府が反発、協議の中止を表明した。(共同)