「人気になりたい」 数による証明に価値を持つようにプログラムされている人間が、誰しも一度は抱いたことがあるであろう願望。 正直に言う。私は人気になりたいし、たくさんの人に愛されたい。 統計的に有意に、私が愛される人間であることを証明してほしい。 人気や愛の定義は曖昧だが、自分は人気だとか愛されていると私の脳が思える環境を構築したい。 恥ずかしいけれど、三十路に近くなっても未だにそう思う。しかし同時に、私は愛される素質を備えていないことを強く自覚している。だから人気になるための努力はせず、今は加齢によってこの欲求が息を引き取ってくれるのを静かに待っている。 この記事では、私が人気者になることや愛されることを諦めるに至ったプロセスを記述する。絶望に至るまでの過程である。 人気になれない理由(1)他人に与えることが嬉しくない人間の基本法則は実にシンプルで「与えてくれる人が好き」である。与える人は