6月11日(土)主催講座2《プロフェッサーコース》『日本・北海道の畑作史/畑作日本一への軌跡』の第2回「日本・北海道の畑作史~馬鈴しょ・てん菜」が市民図書館視聴覚室で行われました。講師は前回も紹介しましたが農学博士・技術士で現在北農会農業技術コンサルティングセンター幹事の佐藤久弥泰さんです。受講者は22名でした。 佐藤さんは前回と同じくパワーポイントを使い配布資料に沿って説明をされました。 1馬鈴しょについて 「馬鈴しょの歴史」 馬鈴しょのふるさとはロッキー山脈からアンデス山脈高地の野生種が祖先と見られ南米のチチカカ湖周辺が原産地といわれています。 紀元前500年頃インデオが突然変異や選抜を繰り返し現在の馬鈴しょの原型となった。 ヨーロッパへの最初の伝播はスペインである。スペインを介してドイツ、イタリア、等へ伝わった。わが国へは慶長年間にオランダ人によって持ち込まれた。北海道での栽培は17