フランスで10年近くにわたってたびたび薬物によって妻の意識を失わせ、インターネットで募った人たちにレイプさせていたとされる事件で、レイプ罪などに問われた夫が19日、有罪判決を受け、禁錮20年の刑を言い渡された。妻への性的暴行などの罪に問われた他の被告50人も全員、レイプなどの罪状で有罪となり、禁錮3~15年の刑を宣告された。 フランス南部アヴィニョンの裁判所であった判決公判では、判事がドミニク・ペリコ被告(72)をすべての罪状で有罪とし、最大の刑期を言い渡した。被告は法廷で涙を流した。
(CNN) フランス社会を揺るがせ、性的暴力や同意に関する深い内省を迫った歴史的な公判「ペリコ集団レイプ事件」。 公判を巡っては、社会・文化的な激震、女性を巡るフランスの構造的問題の清算と形容する声が多い。公判の中心にいた被告の男51人は全員、互いに半径48キロ以内に住んでいた。首謀者のドミニク・ペリコ被告は10年余りにわたって当時の妻ジゼルさんに薬物を投与し、見知らぬ他人を招いて性的暴行を加えさせていた。 この小さな地理的範囲に、暴力と女性嫌悪の全世界が集中していたことになる。 19日、数百人が南仏アビニョンの緊迫した法廷に詰めかけ、法廷内の各所に散らばって被告の運命に耳を傾けた。被告らの行動はジゼルさんとその家族の生活を一変させただけなく、国そのものを変化させた。 男ら49人がレイプ、2人が性的暴行で有罪判決を言い渡された。4人は児童への性的虐待を捉えた画像を所持していた罪でも有罪とな
都内の日本外国特派員協会で公開された、カルロス・ゴーン容疑者の動画の一場面(2019年4月9日撮影)。(c)AFP PHOTO / Representatives for Carlos Ghosn 【4月9日 AFP】会社法違反容疑で再逮捕された日産自動車(Nissan Motor)前会長のカルロス・ゴーン(Carlos Ghosn)容疑者(65)について、同容疑者のフランスの弁護士は9日、「公正な裁判」を確実に受けられるようにするため、フランス国内で裁判に臨めるよう、仏政府が積極的に働き掛けを行うべきとの見方を示した。 ジャンイブ・ルボルニュ(Jean-Yves Le Borgne)弁護士はニュース専門テレビBFMに対し、「フランス法では、在外国民が罪を犯した、あるいは罪を犯した疑いがある時、フランスの司法システムで同国民を裁くことができると定められている」と指摘した。 ルボルニュ氏は、
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