作家・工藤美代子氏が『悪名の棺』で明かした 日本の黒幕・笹川良一「艶福家の私生活」 愛人は10人以上、好物はメザシとチャーハン こんなにも濃い96年を生きた日本人が他にいただろうか。巨万の富を稼ぎ出しながら、自らは吝嗇家で贅沢はせず、福祉に使う。ただし数多の女性を愛した---。 愛した女性の名前は70人近く 「国内では悪名を轟かせているにもかかわらず、海外ではハンセン病撲滅のための慈善事業でその名を知られ、評価も高い。このギャップはいったい何なのか、興味を引かれました」 そう語るのはノンフィクション作家の工藤美代子氏。工藤氏が10月末に上梓した『悪名の棺 笹川良一伝』(幻冬舎)は話題を呼び、増刷を重ねて発行部数はたちまち6万部を超えた。 '95年に亡くなった笹川良一(享年96)は、競艇事業の収益金で福祉事業を推し進める日本船舶振興会(現日本財団)の創設者であり、戦後日本を取り仕切ってきた黒
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