3回、ロッテ・デスパイネ(左)に本塁打を打たれた先発のオリックス・ディクソン=QVCマリンフィールド(撮影・北野浩之) (パ・リーグ、ロッテ12-3オリックス、9回戦、ロッテ5勝4敗、27日、QVCマリン)総帥率いる大応援団の前で、赤っ恥だ。オリックスは、ディクソンが今季最短&最多失点となる5回5失点KO。先発ローテの柱の背信に加え、中継ぎ陣もロッテ打線に打ち込まれる大敗で連勝は2でストップした。 「すべての球をコントロールすることができなかった。いい投球ができなかった」 助っ人右腕がうなだれた。先制直後の二回、押し出し四球で同点とされると、鈴木に甘く入った直球を打たれ、逆転の2点打。その後も修正できず追加点を奪われた。福良監督代行も「あんなディクソンは初めて見た。考えられなかった」と嘆くしかなかった。